株テーマ:AI半導体の関連銘柄

AI半導体関連株。生成AIの拡大などでデータセンターの利用が拡大しており、電力消費の増加が懸念されていることから、電力効率の高い半導体が求められている。

TDKは、仏原子力・代替エネルギー庁(CEA)と東北大学と連携し、AI消費電力を100分の1に低減できるニューロモルフィックデバイスの開発を推進する。2024年10月に超低消費電力のニューロモルフィック素子「スピンメモリスタ」を開発したと発表した。CEAとAI回路においてスピンメモリスタが基本素子として機能することを確認。要素開発ステージから実用化に向けた開発ステージに移行する。製品製造に向けて東北大学と連携し、2027年までの実用化、2030年の量産技術確立を目指す。

米AMDは、2024年10月にAI半導体の新製品「MI325X」を2024年内に発売すると発表した。米メタのLLM「Llama3.1」を動作させた場合のAIの推論性能は、エヌビディアのGPU「H200」に比べて最大4割高まるという。また、AMDは2025年にさらに高性能なAI半導体「MI350」を、2026年には次世代品「MI400」を投入する計画。

データセンター向けGPU市場では、2023年のエヌビディア売上高は372億ドルで、シェアは99%に達した。2024年には457億ドルにまで延びることが予測されている。「H100」の価格は1個550万円、1世代前の「A100」は240万円程度と見られる。AMDの2023年のデータセンターGPUの売上高は4億6100万ドルであったが、2023年12月にリリースしたAIアクセラレータ「Instinct MI300シリーズ」がすでに35億ドルの発注を受けていることもあり、2024年は21億ドルまで伸びるという。2024年にはエヌビディア94%、AMD4.2%、インテル1.8%となると予想され、エヌビディアの独り勝ちの構図は揺るがない。

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