株テーマ:液浸冷却の関連銘柄
GPUサーバーは従来型のサーバーに比べ発熱量、消費電力量が格段に多い。液体を使った冷却方式では、水槽のように冷却液が満ちたラックにサーバーを丸ごと浸す「液浸冷却」と呼ばれる方式もある。サーバー冷却のための消費電力は従来比9割以上の削減が期待できるという。
大成建設は液浸冷却システム「爽空sola」を開発。ENEOS HDはサーバー用液浸冷却液「ENEOS IXシリーズ」の販売を開始した。三菱重工業は、データセンター向けの革新的な冷却方式として「ラック型液浸冷却システム」を新たに開発した。液浸冷却方式を採用することで、空冷システムに比べて冷却エネルギーを92%削減できるという。