株テーマ:スマートグラス(スマートコンタクトレンズ)の関連銘柄

スマートグラスやAI(人工知能)を活用して技術継承をする取り組みなどが進む。メガネ型に加え、コンタクトレンズ型の開発も進む。5Gを活用し、製造現場やゲームなど幅広い分野の需要を掘り起こす可能性がある。

ロゼッタは飛鳥建設とウエアラブル通訳デバイス「T-4PO」の製品化に向け共同研究。産業用スマートグラス「HMT-1」を活用し、遠隔地にいる技術者とのタイムリーな情報共有や同時通訳機能による外国人技術者とのコミュニケーションを実現。建設現場のビッグデータ蓄積などでAIの活用に生かす。

日本電気硝子は、ARやMR対応のスマートグラス用に世界最高屈折率と内部透過率を備えた基盤ガラスを開発した。視野角の拡大と明るい映像表示が可能になる。

エプソンは、Android 4.0を搭載したメガネ型ウェアラブル端末「Moverio(モベリオ)」を発売。ジェイアイエヌが開発した「MEME(ミーム)」加速度センサーで活動量を計測し、瞬きや目の動きから集中力や疲労度、眠気などを測ることができる。デンソーと共同で、居眠り運転防止システムの開発も進める。

ソニーは「Smart Eyeglass」を開発中。ミズノは、リアルタイムでランニングをサポートするスポーツ用ウエアラブルグラス「スカウター」を開発。昭和電工は、マイクロ波化学とウエアラブル端末のタッチパネル向け新素材を開発。「銀ナノワイヤ」でパネルの曲面加工が容易となり、メガネ型端末などの採用を狙う。サン電子は、ARを用いたスマートグラスで産業用機械メーカー向けのアフターサービスを支援するプラットフォームを開発する。オプティムは世界発の遠隔作業支援専用スマートグラス「Remote Action」を開発し、損保ジャパン日本興亜で火災保険の対象査定などに利用している。

メニコンは、2020年12月に米モジョ・ビジョンとAR技術を活用したスマートコンタクトレンズで共同開発契約を締結した。

QDレーザは、2020年10月にメガネブランド「Zoff」を運営するインターメスティックと次世代メガネであるスマートグラスの共同開発・商用化で業務提携した。

スマートグラス(スマートコンタクトレンズ) 関連銘柄

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