株テーマ:AI音声認識の関連銘柄
音声認識関連株。音声認識AIは、AIが人の声紋を認識し、文字データ化したり音声検索などができる。会議や商談の記録作成や議事録作成、翻訳、文字化、コールセンターでの活用など幅広い分野で活用や開発が進む。テレワークの拡大で音声認識AIを活用したサービスに注目が集まっている。
エヌビディアが、音声AIプラットフォームのサウンドハウンドAIを、173万883株保有していたことが、米証券取引委員会(SEC)に提出する保有有価証券報告書で明らかになった。前日に2.26ドルだった株価は、足元で3.82ドルに急伸している。サウンドハウンドAIは、企業が顧客サービスで使うAI音声で強みを持つ。エヌビディアは2017年に投資したようだ。
(3773)アドバンスト・メディアは、AI音声認識は主力のコンタクトセンター向けに大型案件をもつ。AI音声対話アバターをリリース、チャットGPTとも機能連携する。(4172)東和ハイシステムは、歯科医院向けのAI音声システム。(9216)ビーウィズは、AI音声認識や自然言語処理などの機能を備えた独自のコールセンターシステムを外販する。(9759)NSDは、AI音声認識・文字起こし機能搭載した議事録ツールを開発した。
ロゼッタは、AI翻訳における企業ごとのカスタマイズには音声認識も必要であることから、2020年9月に音声翻訳に向けたカスタム音声認識の開発でフュートレックとシナモンと業務提携した。
アドバンスト・メディアは、AI音声認識を活用し、会議や商談の記録作成・議事録作成を効率化する文字起こし支援アプリケーション「AmiVoice ScribeAssist」を開発した。
東芝は、オンライン授業の教師の音声を字幕化し、学生に配信する音声自動字幕システム「ToScLive」を開発した。2020年6月に慶應義塾大学と法政大学で実証実験を開始し、早期の教育現場への導入を目指す。
富士通はコールセンターでの顧客との会話を自動的にテキスト化するサービスを提供。東芝テックは飲食店向けに音声認識AIで注文できるサービスを開発した。