株テーマ:LLM開発の関連銘柄

AWSジャパンは、大規模言語モデル(LLM)の開発支援プログラムで、総額600万ドル規模の利用料の補助や、技術サポートを提供を行っている。当初は、マネーフォワード、サイバーエージェント、リクルート、ユビタス、リコー、ロゼッタなど17社としていたが、社名の公開に合意していない1社はNTTだった。

NTTは省電力を特徴とした大規模言語モデル(LLM)の独自開発を進め、商品化を目指している。また「秘密計算AI」という、データを暗号化したまま学習・推論が可能なソフトウェアの開発を進めており、国立情報学研究所との共同トライアルも開始した。

NTTは、23年度内に法人向けの生成AIサービスを提供すると発表しており、現在開発中の言語モデルでは、パラメーターと呼ばれる指標の数を70億から300億と見込んでおり、特定の専門性の高い分野に焦点を当てる。

NTTは、2024年3月25日、生成AI(人工知能)の基盤となる独自開発の大規模言語モデル(LLM)「tsuzumi(つづみ)」のサービス提供を開始したと発表した。サービス開始前に500以上の企業や自治体から導入相談が寄せられている。NTTは、tsuzumiのサービス提供を通じて、2027年度に売上1000億円を目指す。

AWSからGPU「エヌビディア H100」96基の支援を受け、産業技術総合研究所が提供する計算資源「ABCI」を活用してLLM「tsuzumi」を開発した。パラメータ数6億(超軽量版)と70億(軽量版)の2種類が存在し、3月から商用サービスを開始する予定。

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