4004 レゾナック HD
| 2025年11月19日 株価 | |||
|---|---|---|---|
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始値
5,720円
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高値
5,847円
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安値
5,572円
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終値
5,746円
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出来高
1,211,700株
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| オシレータ分析 | トレンド分析 | 予想レンジ | |
|---|---|---|---|
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予想高値
6,300円
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予想安値
5,200円
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- LED照明推進協議会
- LED素材
- LED素子
- スマートグラス
- TSMC
- FTSEグリーンチップ35
- 半導体ガス
- ヘリウム
- 植物工場
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オシレータ分析

オシレータ系指標は、相場の強弱動向を表した指標で、日々の市場の値動きから、株価の水準とは無関係に売り・買いを探ります。
売買シグナルは 内にまたはで表示されます。
| RSI | 9日 48.1 | RCI |
9日 33.33 13日 13.19 |
|---|---|---|---|
| ボリンジャーバンド |
+2σ 6666.08 -2σ 4290.28 |
ストキャススロー |
S%D 45.39 %D 45.8 |
| ストキャスファースト |
%K 9.62 %D 45.8 |
ボリュームレシオ | 14日 65.35 |
| 移動平均乖離率 | 25日 -2.06 | サイコロジカル | 12日 58.33 |
トレンド分析

トレンド系指標は、相場の方向性・強さを判断する指標で、中長期の分析・予測に使われます。トレンド転換時は内にまたはで表示されます。現在のトレンドはまたはで表示されます。
| DMI | MACD | ゴールデンクロス | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 5日移動平均(位置) | 5日移動平均(向き) | 25日移動平均(位置) | |||
| 25日移動平均(向き) | パラボリック |
チャート分析

酒田五法や一目均衡表などローソク足変化シグナル(当日示現のみ)は、内にまたはで表示されます。独自のHAL指数で高値圏、安値圏を判定し、実戦的なシグナルです。
| 十字足 | はらみ十字 | 上ひげ・下ひげ |
|---|---|---|
| 出会い線 | 三点童子 | 三点童子(安値・高値) |
| 包み足 | 赤三兵・黒三兵 | 並び赤・並び黒 |
| 明けの明星・宵の明星 | 三役好転・三役逆転 | 雲上抜け・下抜け |
| 転換線上抜け・下抜け | 遅行線上抜け・下抜け | 五陽連・五陰連 |



4004 レゾナック HDの投資戦略
4004 レゾナック HDの株価は、オシレーター系指標では中立圏で推移しています。トレンド系指標は下降トレンド継続中で、戻り売りゾーンです。オシレータ系指標は「買われ過ぎ」、「売られ過ぎ」を示すテクニカル指標の総称です。一定の範囲で動くため振り子系指標とも呼ばれます。RSIやストキャスティクスが代表的です。トレンドフォロー系指標は、株価が上がり続けると指標も上がり、下がり続けると指標も下がるタイプです。移動平均やMACDが代表的です。
4004 レゾナック HDのテクニカル売買シグナル
株式売買シグナルが点灯しています。このページ下部のオシレーター分析、トレンド分析、チャート分析でご確認ください。オシレーター分析、チャート分析では変化点をキャッチした日に売り買いサインが点灯、トレンド分析では現在の方向を矢印で示します。
4004 レゾナック HDの関連ニュース
事業別では、半導体・電子材料が好調だった。AI需要を背景に後工程材料が伸び、データセンター向けHDメディアの数量増も寄与し、同セグメントのコア営業利益は740億円(40%増)となった。四半期ベースでは7〜9月期のコア営業利益が315億円と過去最高を記録し、EBITDAマージンも31%台に乗せるなど収益性改善が鮮明になった。
一方、ケミカルは黒鉛電極の市況悪化と在庫評価の悪化が重なり、コア営業利益は74億円の赤字へ転落。クラサスケミカル(石化)もナフサ安と在庫受払差悪化が響き減益となった。モビリティは主要品の事業譲渡と国内需要減で減収減益だった。
財務面では、総資産2兆0696億円、有利子負債9871億円。ネットDEレシオは0.98倍へ上昇し、減損の影響もあり親会社所有者帰属持分比率は31.2%となった。キャッシュは2162億円で前年末から減少している。
同社は2025年12月期通期見通しを据え置き、売上高1兆4220億円、営業利益490億円、最終利益260億円を計画する。四半期の半導体材料の伸びを踏まえると上振れ余地は残るが、グラファイト事業の低迷が長引くと利益押し下げ要因となる。市場では半導体市況の持続性と構造改革の収益反映時期を注視している。
半導体材料は高い成長力を示しており、短期的には好調が続く可能性が高い。一方で、減損費用や石化・グラファイトの不振が利益構造を圧迫しており、全社収益の底上げには時間を要する見通しだ。
自動車事業では、レゾナック・オートモーティブプロダクツ(RAP)およびResonac Automotive Products(Thailand)などが売却対象となり、バックドア等の外装樹脂部品で実績を持つ。売却対象事業では、RAPが2024年12月期売上高214億円、タイ法人が同215億円を計上している。
今回の事業売却は経営資源の最適化と半導体関連をはじめとする成長分野への集中が狙いであり、業績予想にも織り込み済みとなっている。最新の通期予想(2025年12月期)は、売上高1兆4,220億円、営業利益490億円、最終利益260億円。第2四半期累計でも最終利益進捗率75.6%と、着実な計画遂行が窺える。なお、今回の売却で今期予想の修正は発表されていない。
今回のJOINT3設立は、これまでレゾナックが推進してきたJOINT、JOINT2からの発展型であり、国内外の企業連携を一段と強化する意義を有する。総事業費は5年間で260億円規模とされており、茨城県下館事業所に先端パネルレベルインターポーザーの共同試作ラインを開設、2026年稼働開始を予定している。参加企業には(8035)東京エレクトロン、(7751)キヤノン、(5201)AGCなどの国内大手、米アプライドマテリアルズなど世界トップクラスの企業が含まれる。
株式市場では後工程の高度化が技術潮流となっており、レゾナック主導のJOINT3によるパネル化技術は業界構造を転換する可能性があると注目されている。
レゾナックは「統合新会社の長期ビジョン(2021〜2030)」のもと、世界トップクラスの機能性化学メーカーを目指し、事業ポートフォリオの見直しを継続している。近年は半導体材料事業への注力を鮮明にし、石油化学など収益性や成長性が限定的な分野からの撤退や再編を進めている。これにより、コングロマリットディスカウントの解消と企業価値の最大化を図る方針だ。
2025年12月期連結業績予想
売上高:1兆4,220億円(前期比2.2%増)
営業利益:490億円(同45.0%減)
経常利益:380億円(同55.1%減)
最終利益:260億円(同64.6%減)
半導体材料やHDメディアの需要回復が期待される一方、黒鉛電極事業の不振や一部コスト増が利益を圧迫する見通しだ。円安効果や成長分野への集中による収益改善が今後の焦点となる。
レゾナックは光剥離プロセスに関する基本特許を保有し、PulseForgeには独占ライセンスを付与。両社はアジア・北米・欧州での顧客対応やマーケティングも共同で展開する。AIやHPC用途など、次世代半導体パッケージ市場の拡大を見据えた技術競争力強化が狙いだ。
2025年12月期の業績予想は、売上高1兆4,220億円、営業利益490億円、経常利益380億円、最終利益260億円と増収増益を見込む。半導体・電子材料分野の成長が収益を下支えする見通しだ。今回の提携で先端パッケージ材料の競争力が一段と高まる可能性がある。今後の量産化進展とグローバル展開に注目したい。
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(4004)レゾナックは、日本と台湾における排ガス処理装置事業を大陽日酸に売却すると発表した。環境規制の強化を背景に、同事業の市場は拡大しているが、レゾナックは事業ポートフォリオの見直しを進め、成長分野に経営資源を集中させる狙いだ。
売却の対象となるのは、半導体やディスプレイ製造工程で発生する排ガスを浄化する装置を扱う事業で、レゾナックが日本と台湾で展開してきた。特に台湾市場は、半導体製造大手が集中する地域であり、環境規制の強化とともに需要が拡大していた。
一方、買収する大陽日酸は、産業ガス事業を主力とし、排ガス処理装置との相乗効果が期待できる。今回の事業取得によって、半導体関連の環境対策分野での競争力を高めるとみられる。
レゾナックは、半導体材料や電子材料分野に経営資源を集中し、高付加価値事業へのシフトを加速させる考えだ。特に、成長が見込まれる半導体向けの高機能材料や先端技術分野での競争力強化を図る。
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