6526 ソシオネクスト
2025年3月28日 株価 | |||
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始値
1,996円
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高値
2,018円
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安値
1,938円
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終値
1,957円
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出来高
5,246,600株
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オシレータ分析 | トレンド分析 | 予想レンジ | |
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予想高値
2,300円
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予想安値
1,600円
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オシレータ分析

オシレータ系指標は、相場の強弱動向を表した指標で、日々の市場の値動きから、株価の水準とは無関係に売り・買いを探ります。
売買シグナルは 内にまたはで表示されます。
RSI | 9日 39.4 | RCI |
9日 -90.42 13日 -14.97 |
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ボリンジャーバンド |
+2σ 2658.75 -2σ 1746.23 |
ストキャススロー |
S%D 36.77 %D 33.53 |
ストキャスファースト |
%K 0 %D 33.53 |
ボリュームレシオ | 14日 37.94 |
移動平均乖離率 | 25日 -5.43 | サイコロジカル | 12日 33.33 |
トレンド分析

トレンド系指標は、相場の方向性・強さを判断する指標で、中長期の分析・予測に使われます。トレンド転換時は内にまたはで表示されます。現在のトレンドはまたはで表示されます。
DMI | MACD | ゴールデンクロス | |||
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5日移動平均(位置) | 5日移動平均(向き) | 25日移動平均(位置) | |||
25日移動平均(向き) | パラボリック |
チャート分析

酒田五法や一目均衡表などローソク足変化シグナル(当日示現のみ)は、内にまたはで表示されます。独自のHAL指数で高値圏、安値圏を判定し、実戦的なシグナルです。
十字足 | はらみ十字 | 上ひげ・下ひげ |
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出会い線 | 三点童子 | 三点童子(安値・高値) |
包み足 | 赤三兵・黒三兵 | 並び赤・並び黒 |
明けの明星・宵の明星 | 三役好転・三役逆転 | 雲上抜け・下抜け |
転換線上抜け・下抜け | 遅行線上抜け・下抜け | 五陽連・五陰連 |
6526 ソシオネクストの投資戦略
6526 ソシオネクストの株価は、オシレーター系指標では中立圏で推移しています。トレンド系指標は下降トレンド継続中で、戻り売りゾーンです。オシレータ系指標は「買われ過ぎ」、「売られ過ぎ」を示すテクニカル指標の総称です。一定の範囲で動くため振り子系指標とも呼ばれます。RSIやストキャスティクスが代表的です。トレンドフォロー系指標は、株価が上がり続けると指標も上がり、下がり続けると指標も下がるタイプです。移動平均やMACDが代表的です。
6526 ソシオネクストのテクニカル売買シグナル
株式売買シグナルが点灯しています。このページ下部のオシレーター分析、トレンド分析、チャート分析でご確認ください。オシレーター分析、チャート分析では変化点をキャッチした日に売り買いサインが点灯、トレンド分析では現在の方向を矢印で示します。
6526 ソシオネクストの関連ニュース
ソシオネクストは、画像認識と通信技術を強みとしており、これらの技術を活かした自動運転向けSoCの開発に注力している。同社が開発した製品は、車間距離の認識や制限速度の表示など、既に量産車にも搭載されている。
米国を中心とした海外事業の拡大も顕著だ。開発成果に応じて顧客から得る売上高のうち、足元では約4割が自動車分野からの収入となっている。この比率は今後さらに上昇する可能性が高い。
中国の5G特需の終了や通信機器需要の減少で通期業績は下方修正したが、 今後の成長ドライバーとして、自動車分野への注力を強化している。 自動運転や運転支援システムの普及に伴い、車載向け半導体の需要は拡大が見込まれており、ソシオネクストの技術力と柔軟な対応力が評価されている。
量子コンピューティング技術は近年急速に進展しており、大手テクノロジー企業が開発にしのぎを削っている。2024年12月には、Googleの親会社Alphabetが量子コンピューティングチップ「Willow」の開発成功を発表し、株価が上昇した。
ソシオネクストの強み
ソシオネクストは、特定用途向け半導体(SoC)の設計に強みを持つ企業だ。2023年の世界シェアは12%で、業界2位の地位を占めている。この技術力が、Google Quantum AIとの提携につながったと考えられる。
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2052.5 +27.5
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Armデータセンター向けCPU参入の影響
(6526)ソシオネクストは2023年10月、TSMCの2nmプロセス技術とArmの演算サブシステムを組み合わせた32コアCPUチップレットの開発を共同で進めると発表した。このプロジェクトの目標は、大規模データセンター向けサーバーや5G/6Gインフラ向けにスケーラブルなパフォーマンスを提供する半導体ソリューションを開発することにある。
2nmプロセスは現時点で最先端の微細化技術であり、従来の5nmプロセスと比較してトランジスタ密度が約1.3倍向上し、消費電力効率も15%改善が見込まれる。Arm Neoverse V2アーキテクチャを採用することで、AI/MLワークロードやHPC(高性能計算)用途に最適化された演算性能を実現する。特に、データセンター向けASIC市場では、カスタムチップ設計の需要が急増しており、ソシオネクストの技術基盤が競争優位性を発揮する可能性が高い。
北米市場ではBroadcomやMarvell TechnologyがASIC設計受託で圧倒的なシェアを占めるが、ソシオネクストはTSMCの先進プロセスへの早期アクセス権を保有している点も競争力強化に寄与しており、2nm量産開始時には先行してサンプル提供を開始できる体制が整っている。
Armの自社チップ開発がソシオネクストへの逆風という見方もあるが、連携強化による対応策も期待できるだろう。一方的に排除されることはない。
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ソシオネクストの特徴は、「ソリューションSoC」と呼ばれる独自のビジネスモデルにある。これは顧客の製品企画段階から関与し、最適なSoCを提供するアプローチだ。同社はファウンドリーやIPコア、ソフトウェア、EDAツールなど、半導体エコシステムを活用して顧客ニーズに応えている。
ソシオネクストの成長戦略の特徴は、グローバル展開の加速と先端技術への積極投資だ。海外売上高比率は上昇傾向にあり、NRE売上では7割近くが海外向けとなっている。
2024年度と2025年度は中国需要の減少などにより一時的な停滞が予想されている。一方で、2026年度以降は自動車およびデータセンター分野の商談が寄与し、再び高い成長経路に戻るだろう。
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ソシオネクストの復活の鍵を握るのは、データセンター向けASIC(特定用途向け集積回路)事業だ。生成AI需要の急増を背景に、北米市場ではデータセンターへの投資が拡大している。この成長市場でソシオネクストが設計を受託できれば、大きな飛躍が期待できる。
同社の強みは、長年培ってきたASIC事業の経験値にある。要求性能の高まりや微細化への対応など、案件の難度が上昇する中で、ソシオネクストはプロジェクトのリスク管理に長けている。この経験が、北米の大手顧客からの信頼獲得につながっている。
データセンター向け半導体市場では、チップレット技術の需要拡大が注目される。ソシオネクストは2nmプロセスのマルチコアCPUチップレット開発でArmおよびTSMCと協業を進めており、この分野での競争力強化が期待される。
一方で、北米市場では、BroadcomやMarvell Technologyなど強力なライバルが存在する。北米市場で確固たる地位を築けるか、今後の展開が注目される。
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減収の主因は、中国の5G基地局向け商談における特需の終了や、データセンター/ネットワーク分野での中国市場における通信機器等の需要減少だ。製品売上は1,150億円(前年同期比19.0%減)となった。
一方、NRE売上は295億93百万円(同9.2%増)と増加した。これは、オートモーティブやハイエンドカメラでの7nm以下の先端テクノロジー開発案件が重なったことや、メディカル向け開発案件の完了によるものだ。
2025年3月期の通期連結業績予想を下方修正した。売上高は当初予想の2000億円から1900億円へ、営業利益は270億円から240億円へ、経常利益も270億円から240億円へ、親会社株主に帰属する当期純利益は195億円から180億円へとそれぞれ引き下げた。
修正の主な理由は、中国市場における通信機器等の需要が想定を下回る見込みであることと、顧客の在庫調整が長期化していることだ。為替による好転要因はあったものの、これらのマイナス要因をカバーするには至らなかった。
売上高は前回予想比5.0%減、営業利益と経常利益は11.1%減、当期純利益は7.7%減となる。一株当たり当期純利益は109円13銭から100円83銭に下方修正された。
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その一つが、米国のデータセンター向けMPU(マイクロプロセッサ―)で、最先端プロセスである3nm世代で製造される予定だ。AI(人工知能)の導入が進むことでカスタムSoC需要が膨らみ、チップレットの開発では、英アームおよび台湾TSMCと協業する。このチップレットのサンプルは2025年上期に登場する予定だ。
また、インドのC-DACは、Arm アーキテクチャー採用の HPC プロセッサー「AUM」の設計・開発で MosChip およびソシオネクストと提携したのが、昨年7月のことだった。C-DAC は、スーパーコンピューティング技術の完全なインド国産化を目指している。
もう一つの車載市場では、自動運転やADAS(先進運転支援システム)の進化に伴い、車載半導体市場は急速に拡大している。ソシオネクストは、3nmプロセスを用いたADASおよび自動運転向けカスタムSoCの開発にも着手しており、2026年からの量産開始を予定している。これにより、さらなる成長が見込まれる。
これらの市場には、米マーベル、ブロードコム、クアルコムなど有力な競合企業があり、最先端分野で熾烈な戦いが予想されるが、米データセンターだけでも26年度からは年間500億円規模の売上増加が期待出来る。
株価はもう少し、下値鍛錬が必要と見られるが、2500円以下では安定的な安値を形成しており、押し目買いスタンスで良さそうだ。
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売上高の内訳を見ると、製品売上が前年同期比21.2%減の799億5200万円となった。これは主に中国の5G基地局向け特需の終了や、データセンター/ネットワーク分野での中国市場における需要減少、産業分野のFA・事務機器向け需要の弱含みが影響した。
一方、NRE売上は23.3%増の187億5600万円となった。これはオートモーティブおよびデータセンター向けの7nm以下の先端テクノロジー開発案件の完了が重なったことによるものだ。減収減益となった主な要因として、中国市場向けの需要減少や産業分野の需要低迷が挙げられる。また、期末にかけての円高進行により為替差損が発生し、経常利益を押し下げた。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高2000億円(前期比49.6%増)、営業利益270億円(同24.0%減)、経常利益270億円(同27.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益195億円(同25.4%減)を見込んでおり、前回発表からの変更はない。
また、自己株式の取得を発表した。取得株式数の上限を250万株(発行済株式総数の1.39%)、取得価額の総額の上限を50億円とし、取得期間は2024年11月1日から11月29日までとしている。
中国の5G基地局向け商談における特需の終了やデータセンター/ネットワーク分野での中国市場における通信関係などの需要減少、産業分野のFAや事務機器向けの需要が弱含みで推移した。
また、3nm車載プロセスを採用した高度ADAS及び自動運転向けSoCの開発についても順調に開発が進んでおり、2nm以細の最先端プロセスノードを使用したSoCの開発やチップレット技術の開発、設計開発へのAI導入等にも積極的に取り組むとしている。
25年3月期売上は9.6%減の2000億円、営業利益は24%減の270億円、純利益は25.4%減の195億円を据え置いたが、利益の進捗率は良い。NRE売上は、オートモーティブ分野での7nmより微細な先端テクノロジーの開発進捗により103億円(前年同期期比23.1%増)となったことが収穫。
製品売上はオートモーティブ、スマートデバイス等の新規商談の製品開発が完了し、量産段階に移行していることで、先端プロセスを中心に売上に寄与した一方、中国の5G基地局向け商談における特需が前年度で終了し20.1%減の422億円。
設計開発に要する費用を段階的に受領するNRE売上は、オートモーティブ分野での7nmより微細な先端テクノロジーの開発進捗により23.1%増の103億円となった。
本日の株価上昇の直接の材料かどうかは不明だが、「AUM」はArmアーキテクチャーを採用し、TSMC 5nmテクノロジーで製造されるHPCプロセッサーSoCだ。インドのスーパーコンピューティング技術の完全な国産化を後押しする大きなお仕事だ。
この銘柄は短期筋の参加も多く、需給関係が大事なので、出来高が増加するかがカギになる。第一関門は4200-4300円、第二関門は4700円。
売上構成はこれまで産業機器向けが主力だったが、データセンター向けの比重が高まっており、業界でも伸びが期待されている。アーム、ソシオネクストとのパートナー提携により、TSMCの2nmプロセスノードで32コアCPUチップレットの開発が終わったとの報道もあり、事実ならTSMCが25年から量産に入ると見られる。
この報道があった直後から下値に買いが入り始めており、信憑性は高いと見られる。またソシオネクストは10円の円安が100億円利益を押し上げる為替感応度の高い企業でもある。この点も支援材料であり、継続保有が適切と判断している。
グローバル半導体アライアンス(GSA)に加盟した。GSAは、主導的な業界団体であり、100社以上の公開会社を含む300社以上の企業会員とともに、5,750億ドル以上の規模を誇る半導体業界の75%を占めている。ソシオネクストはGSAのビジョンに加盟することで、半導体設計・製造・販売における新たなチャンスを活用する
車種・OEMによらない共通チップ(汎用チップ)と、車種毎・OEM毎に競争力を持たせるチップ(差別化チップ)を、一つのシステム・オン・チップ(SoC)にまとめるもので、自動車各社の使い勝手の良い仕様を目指している。
現在、最先端の車載半導体の中核を担う英アームやイスラエルのモービルアイ、エヌビディア、クアルコムといった海外企業に対抗する。2025年度に第1弾の試作を始める予定で、2028年までに要素技術を確立し、2030年以降の量産車にチップレット型SoCを搭載することを目指している。
海外向けのカスタムSoC(システム・オン・チップ)事業を中核事業とするため、設計から製品出荷段階までは2~3年かかる。米国向けの車載SoCと、米国のデータセンター向けMPU(マイクロプロセッサ―)が、具体的な案件となっており、2026年からの成長はほぼ間違いない。
英アーム、台湾TSMCと協業するチップレットのサンプルも2025年上期に提供予定であることも忘れてはならない。
2023年度には約2500億円の商談を獲得した。300億円以上が4件、100億円以上が3件となっている。最もソシオネクストは金額を1ドル=100円で計算しており、成約金額は見かけより大きくなる。しかしながら、商談獲得後の案件中止による影響額と商談獲得後の単価上昇などを織り込んでいるため、商談獲得=将来の売上と理解して良さそうだ。
北米のデータセンター向けで3nm製品の商談が進んでいて2024年3月時点の商談獲得残高は1兆0200億円で、新規案件は約2500億円増加、内訳はオートモーティブが約50%、米国が約40%となっている。2024年度以降の売上見込みは約500億円と想定している。
生成AIや、大規模言語モデル(LLM)の登場で、新たな成長市場が開かれる。その意味で、北米データセンター商談の成否は、ソシオネクストの将来に大きく影響する。
ADAS(先進運転支援システム)向けの受注が増えており、オートモーティブ向け獲得商談の量産化等により売上成長が加速すると見込まれる。
為替感応度は、1ドル=1円の変動で年間売上高約12億円、営業利益約3.25億円と想定。2024年度から2025年度にかけては、新規量産品の売上拡大は続くものの、特需の終了や中国市場及び民生機器市場が弱含みであることから、売上高は横這いとなるが、その後はオートモーティブ向け獲得商談の量産化等により売上成長が加速すると見込まれる。
2025年3月期は27.3%減の270億円を計画する。2024年3月期に増加したデータセンター/ネットワーク向けの売上が減少する見通し。
モルガン・スタンレーの指摘する3ナノシステム・オン・チップ商談獲得は、おそらくこれだろう。このチップはアームベースで、クラウドサービスプロバイダのCPUと思われる。モルガン・スタンレーは、ソシオネクストの25年営業利益を355億円から
382億円、26年営業利益を487億円から522億円へ引き上げている。
ソシオネクストは、TSMCの3ナノ車載プロセス「N3A」をサポートしてきた。TSMCは、車載向けだけではなく、消費者向けからデータセンターやネットワーク向けまで、幅広い用途の半導体製造におけるソシオネクストの重要なパートナーだ。
現行の3ナノテクノロジーである「N3E」は、前世代の5ナノテクノロジーである「N5」と比較して、同一電力で18%の速度向上、または同一速度で32%の電力削減が可能となっている。3ナノテクノロジーによるPPA(面積)の改善は、将来の電気自動車 (EV) 向けSoC開発にとって重要な要素となる。
ソシオネクストは、TSMCの早期の密接な協業により、最先端の「N3A」テクノロジーをベースとした高性能でエネルギー効率の高い車載向け製品を最初に提供できる。
そこで、自動車用先端SoC技術研究組合(ASRA、アスラ)を設立した。高性能なクルマを開発していく上では、チップレットの技術がやはり必要不可欠なものになっている。SoC(システム・オン・チップ)を1つ製造するには数百億円の試験研究費が必要になるが、経産省は2024年度予算で10億円を補助する。今後の成果の内容によって、翌年の予算の提案をし、毎年更新することになりそうだ。
ASRAは、国内自動車メーカーが主導するが、SoC開発のソシオネクストが参画する。さらにチップレットの後工程の生産基盤を持っている企業が国内にはないため、ラピダスに期待がかかる。さらにアナログ半導体に強いルネサスエレクトロニクスも参画する。この流れが出来れば、ラピダスは国内自動車メーカーという確固たるユーザーを抱えることになるため、経産省の面目躍如となりそうだ