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月面探査事業を展開するispace U.S.は、米RTX子会社のBlue Canyon Technologies社と契約を締結した。2026年実施予定のミッション3において、月周回軌道に小型衛星バスを展開し、月の裏側との通信構築を支援する。



民間で日本初の月着陸へ向けて、宇宙ベンチャーispace(アイスペース)開発の月着陸船を米宇宙軍基地から打ち上げられた。搭載されているのは、無人月着陸船(ランダー)である「HAKUTO-R」ミッション1ランダーと、NASAの小型探査機「ルナー・フラッシュライト」で、2023年4月末の着陸をめざしており、成功すれば民間で世界初となる見通し。日本特殊陶業が開発する固体電池も搭載されている。

ispaceは、東京証券取引所へ上場し、ソフトバンクグループ元副社長の佐護勝紀氏が、将来的に企業価値が10倍に化けそうな「テンバガー」として出資したことも話題となっていた。高砂熱学工業は、民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」のコーポレートパートナー契約を締結し、第三者割当増資を引き受けている。東京放送、コニカミノルタ、清水建設、スズキ、電通、KDDI、日本航空、凸版印刷なども2017年に出資した。

タカラトミーは、JAXA、ソニーグループ、同志社大学との共同開発で超小型の変形型月面ロボットSORA-Qを開発している。

英国宇宙庁は、月・火星・金星の国際的探査における英国の役割を強化することを目的に、ispaceを含む複数の国際的探査プロジェクトへ新たな資金提供計画に関する声明を発表した。英国宇宙庁による声明では、ispaceの月着陸船および月面探査車による月面の開発ミッションのために、英レスター大学が月分光計を開発することへの援助が含まれている。

高砂熱学工業は、月面で水から水素と酸素を製造する装置を開発した。高砂熱学工業と(9348)ispace(アイスペース)は、月面資源開発において協業関係を築いている。

両社は民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」のコーポレートパートナー契約を締結した。高砂熱学工業は、月面用水電解装置の開発と提供を担当し、ispaceは、月面着陸船「ランダー」の開発と運用を担当する。ispaceが年内に打ち上げる予定の「HAKUTO-R」の2号機に搭載する。

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