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2020/5/11 14:31
(8086) ニプロ 20年3月期経常利益は4.4%増 21年3月期は4.6%増を計画
ニプロの2020年3月期経常利益は4.4%増の234億円となった。主要製品の販売が好調に推移した。
セグメント別では、医療関連の利益は1.2%減の362億円。期初に発生した抗菌剤の原薬問題による供給制限や薬価改定に伴う買い控え、新型コロナウイルスの影響による診療抑制などが影響した。
医薬関連は24.1%増の131億円。医薬品の製造受託の推進や前期に取得した埼玉県の医薬品製造工場、昨年4月に取得した田辺三菱製薬吉城工場、ベトナム工場で受託製品の本格製造などが寄与した。
2021年3月期は4.6%増の245億円を計画する。新型コロナウイルスの影響は国内は受診自粛や外来診療抑制の一方、特需その他の相反する要因もあることから影響を考慮していない。海外では海外工場の増産計画の遅延や物流制限などの影響が出ており、第1四半期に与える影響を底として機会損失の影響を若干加味して予想を作成したとしている。
ニプロの株価は39円高の1237円で推移している。
セグメント別では、医療関連の利益は1.2%減の362億円。期初に発生した抗菌剤の原薬問題による供給制限や薬価改定に伴う買い控え、新型コロナウイルスの影響による診療抑制などが影響した。
医薬関連は24.1%増の131億円。医薬品の製造受託の推進や前期に取得した埼玉県の医薬品製造工場、昨年4月に取得した田辺三菱製薬吉城工場、ベトナム工場で受託製品の本格製造などが寄与した。
2021年3月期は4.6%増の245億円を計画する。新型コロナウイルスの影響は国内は受診自粛や外来診療抑制の一方、特需その他の相反する要因もあることから影響を考慮していない。海外では海外工場の増産計画の遅延や物流制限などの影響が出ており、第1四半期に与える影響を底として機会損失の影響を若干加味して予想を作成したとしている。
ニプロの株価は39円高の1237円で推移している。