株テーマ:バイオベンチャーの関連銘柄

大学発のバイオベンチャーが育ち、創薬に至る企業が増えてきた。

ファンペップは、2023年3月に機能性ペプチド「SR-0379」について、特定の皮膚潰瘍患者を対象とする開発について検討を進めると発表した。提携先の塩野義製薬と開発計画や事業性等の検討を行い、改めて承認申請に向けて開発方針を協議するとしている。

アンジェスは、2023年1月にNF-κBデコイオリゴDNAの日本での慢性椎間板性腰椎症を対象とした開発を決議。2018年2月に米国で後期第1相臨床試験を開始し、2021年4月には高い安全性が確認され、有効性では投与早期より腰痛が大幅に軽減し、腰痛抑制は投与12カ月まで継続したとしている。この結果を踏まえ、日本で第2相臨床試験を行う。

セルシードは、変形性膝関節症の治療のため軟骨細胞シートの製造販売承認取得を目指している。2022年末の治験届提出を計画していたが、2023年春となる見通し。

オンコリスバイオファーマのがんのウイルス療法テロメライシン(OBP-301)では、日本で2022年中に放射線併用の食道がんフェーズ2臨床試験の組み入れを完了。2023年に治験のトップラインデータが確定し、2024年に承認申請を行う予定。また、2023年にテロメライシンの販売提携契約を締結する目的で、日本国内の内資・外資の複数の製薬会社と交渉を進めているとしている。

・トランスジェニック 遺伝子破壊マウスを作製し、ゲノム開発を促進
・メディネット 東京大学医科研発のバイオベンチャー 細胞培養受託加工と細胞医療製品開発

・総医研 HD 大阪大医学部発 バイオマーカーの開発、抗疲労物質「イミダペプチド」
・DNAチップ研究所 遺伝子解析受託
・ファーマフーズ 卵黄由来のサプリメント

・ユーグレナ ミドリムシを使ったバイオ燃料
・アンジェス 大阪大医学部発 遺伝子治療薬・難病治療薬を開発
・オンコセラピー・サイエンス 東大医科研発 がん治療ワクチン創薬ベンチャー

・そーせいグループ ジェネンテックと提携
・ナノキャリア ミセル化ナノ粒子でがん領域に特化した創薬ベンチャー
・カルナバイオサイエンス キナーゼ酵素に強く創薬と創薬支援のバイオベンチャー

・デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 三重大学発 眼病治療薬開発
・シンバイオ製薬 抗がん剤「トレアキシン」
・ペプチドリーム PDPSで特殊環状ペプチド医薬品候補を探索

・オンコリスバイオファーマ 腫瘍溶解ウイルス技術を使うがん治療薬
・リボミック 東大発の創薬ベンチャー RNAを利用した分子標的薬を開発
・サンバイオ 中枢神経系疾患領域の再生細胞薬を開発

・ヘリオス iPS細胞を使った医薬品の開発
・窪田製薬 HD 眼科領域の医薬品開発ベンチャー
・ソレイジア・ファーマ がん領域の創薬ベンチャー

・ステムリム 大阪大学発バイオベンチャー、再生誘導医薬を開発
・リプロセル iPS細胞の試薬
・ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング 富士フイルム傘下の再生医療ベンチャー

・セルシード 東京女子医大発バイオベンチャー、細胞シートと再生医療開発
・スリー・ディー・マトリックス 吸収性局所止血材のバイオベンチャー

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