株テーマ:ブルーカーボンの関連銘柄
ブルーカーボン関連株。海藻などの海洋生態系が吸収する炭素である「ブルーカーボン」をCO2削減に有効活用する取り組みで世界的な注目が集まっている。
鹿島は、2022年7月に藻場の形成に欠かせない大型海藻類を年間を通じて生産できる技術を開発したと発表した。
日本製鉄は、森から海に供給される鉄分を人工的に生成する「ビバリーユニット」を開発。磯焼けした海に設置・拡大し、藻場の再生を推進する。
Jパワーは、自社の事業所近海で藻を育成し、排出枠の創出に乗り出したと報じられた。
NTTデータは、2022年2月~3月に海藻の1種であるアマモのCO2吸収量を測定する実証事業を実施した。
商船三井は、2022年1月にインドネシアのマングローブ再生・保存を目的としたブルーカーボンプロジェクトに参画。プロジェクトでは30年で森林保全活動による500万トンのCO2排出抑制と新規植林による600万トンのCO2の吸収・固定を目指す。