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90式戦車は三菱重工が砲塔と車体を担当し、120mm砲は日本製鋼が生産する。旧型の74式戦車も同様。指揮通信車や装甲車はコマツがほぼ独占。自走りゅうだん砲は三菱重工、日本製鋼所。コマツと川崎重工業は対人地雷除去機も製造。
10式戦車は、先に配備されていた90式戦車の代替えとして三菱重工業と日本製鋼所が開発に参加した。10式戦車が完成するまでの約20年間の研究により軽量で90式戦車以上に強固な装甲に進化している。国内開発された120mm滑空砲が主砲に使われている。
日本製鋼所は自衛隊向けに装甲車を防衛省から初めて受注した。100億円規模の売り上げとなる見通し。新たにフィンランドのパトリア社とライセンス契約を締結し、陸上自衛隊の96式装輪装甲車の後継となる装輪装甲車AMVを26両(136億円)納入する。