株テーマ:京都フュージョニアリングの関連銘柄

京都フュージョニアリングは、「ジャイロトロン」と呼ばれる核融合反応を起こすための中核装置を開発する。三菱商事や関西電力、日揮といった日本の大手企業やファンドが出資する。プラズマ状態を作り出す加熱システムなど、日本にある優れた装置や設計ノウハウなどを持つ。ジャイロトロンやブランケットなどを開発する。

・慣性閉じ込め方式
レーザーなどの強力な光を用いて燃料を圧縮・加熱し、核融合反応を起こさせる方式。短時間で高エネルギーを得られる利点があるが、レーザー技術の高度化や、燃料の供給方法などが課題となっている。 米国の国立点火施設(NIF)が世界最大級のレーザー装置となっている。核融合反応の実現に成功しているが、実用化には更なる技術開発が必要。


京都フュージョニアリングがプロジェクトリーダーを務めることとなったフュージョンエネルギー発電実証プロジェクト「FAST」が2024年11月に始動。2030年代のフュージョンエネルギーでの発電実証を目指す。

FASTは、研究者と専門家による概念設計チームを組織し、2024年内に設計活動を開始。2025年内の完了を目指す。また、並行して京都フュージョニアリングの株主である三井物産、三井不動産、三菱商事、丸紅、フジクラや、プラントにおける建物の安全解析に実績のある鹿島建設、古河電工も含む商社などJ-Fusion参加企業を中心とした産業パートナーと協力し、プラント設計、安全解析、サイト公募、立地準備などの取組を加速させる。


京都フュージョニアリングは、シリーズCラウンド(エクステンション)で15.6億円の資金調達を実施した。シリーズCの累計調達額は120.6億円に、累計資金調達額は137.4億円となった。

新規株式引受先(リード投資家)

31VENTURES-グローバル・ブレイン-グロース
代表社員 三井不動産

フジクラ


京都フュージョニアリングは、フュージョンエネルギーの産業化の実現を目指しており、三井不動産はその専門性と市場ポテンシャルを評価し出資した。


・シリーズC調達額:

105億円(累計調達額:122億円)

主な新規株式引受先(リード投資家、以降は五十音順):

・JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社

・株式会社INPEX

・SMBCベンチャーキャピタル株式会社

・株式会社MOL PLUS

・合同会社K4 Ventures(関西電力グループ)

・Coral Capital

・ジャパン・コインベスト4号投資事業有限責任組合 / 三井住友トラスト・インベストメント株式会社

・ジャフコ グループ株式会社

・DBJキャピタル株式会社

・電源開発株式会社(J-POWER)

・日揮みらい投資事業有限責任組合 / 日揮株式会社

・日揮みらい投資事業有限責任組合 無限責任組合員 / グローバル・ブレイン株式会社

・三井物産株式会社

・三菱商事株式会社

・三菱UFJキャピタル株式会社

・株式会社三菱UFJ銀行

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核融合
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