8801 三井不動産
2025年3月28日 株価 | |||
---|---|---|---|
始値
1,385円
|
高値
1,392円
|
安値
1,365円
|
終値
1,374円
|
出来高
9,075,400株
|

オシレータ分析 | トレンド分析 | 予想レンジ | |
---|---|---|---|
![]() |
![]() |
予想高値
1,500円
|
予想安値
1,300円
|
オシレータ分析

オシレータ系指標は、相場の強弱動向を表した指標で、日々の市場の値動きから、株価の水準とは無関係に売り・買いを探ります。
売買シグナルは 内にまたはで表示されます。
RSI | 9日 78.57 | RCI |
9日 83.33 13日 91.21 |
---|---|---|---|
ボリンジャーバンド |
+2σ 1439.26 -2σ 1217.21 |
ストキャススロー |
S%D 59.53 %D 92.36 |
ストキャスファースト |
%K 63.71 %D 92.36 |
ボリュームレシオ | 14日 80.45 |
移動平均乖離率 | 25日 4.19 | サイコロジカル | 12日 83.33 |
トレンド分析

トレンド系指標は、相場の方向性・強さを判断する指標で、中長期の分析・予測に使われます。トレンド転換時は内にまたはで表示されます。現在のトレンドはまたはで表示されます。
DMI | MACD | ゴールデンクロス | |||
---|---|---|---|---|---|
5日移動平均(位置) | 5日移動平均(向き) | 25日移動平均(位置) | |||
25日移動平均(向き) | パラボリック |
チャート分析

酒田五法や一目均衡表などローソク足変化シグナル(当日示現のみ)は、内にまたはで表示されます。独自のHAL指数で高値圏、安値圏を判定し、実戦的なシグナルです。
十字足 | はらみ十字 | 上ひげ・下ひげ |
---|---|---|
出会い線 | 三点童子 | 三点童子(安値・高値) |
包み足 | 赤三兵・黒三兵 | 並び赤・並び黒 |
明けの明星・宵の明星 | 三役好転・三役逆転 | 雲上抜け・下抜け |
転換線上抜け・下抜け | 遅行線上抜け・下抜け | 五陽連・五陰連 |
8801 三井不動産の投資戦略
8801 三井不動産の株価は、オシレーター系指標では中立圏で推移しています。トレンド系指標は上昇トレンド継続中で、押し目買いゾーンです。オシレータ系指標は「買われ過ぎ」、「売られ過ぎ」を示すテクニカル指標の総称です。一定の範囲で動くため振り子系指標とも呼ばれます。RSIやストキャスティクスが代表的です。トレンドフォロー系指標は、株価が上がり続けると指標も上がり、下がり続けると指標も下がるタイプです。移動平均やMACDが代表的です。
8801 三井不動産のテクニカル売買シグナル
株式売買シグナルが点灯しています。このページ下部のオシレーター分析、トレンド分析、チャート分析でご確認ください。オシレーター分析、チャート分析では変化点をキャッチした日に売り買いサインが点灯、トレンド分析では現在の方向を矢印で示します。
8801 三井不動産の関連ニュース
三井不動産は2024年7月、台湾の国立陽明交通大学(NYCU)および工業技術研究院(ITRI)とそれぞれ連携協定を締結した。これは不動産業界では初の試みであり、台湾の半導体研究で世界的に著名な学術・研究機関との協力関係を構築したことになる。
熊本県は、この構想を「くまもと版サイエンスパーク」として具体化を進めており、2025年3月中にビジョンを取りまとめる予定だ。単なる企業の集積ではなく、大学や研究機関も立地させ、産学金官の連携によるイノベーション創出や人材育成・供給が持続的に行われる場を目指す。
三井不動産はこれまでにも、(6501)日立製作所や(7203)トヨタ自動車といった大手企業と連携し、産業クラスター形成に関与してきた実績がある。今回のサイエンスパーク構想も、国内外のテクノロジー企業との協力関係を強化し、熊本を「半導体シリコンバレー」とする動きを加速させる可能性が高い。
同社は「賃貸」「分譲」「マネジメント」「施設営業」など複数のセグメントで事業を展開しているが、特に分譲事業の不動産市況低迷の影響が大きかった。賃貸事業については、国内外のオフィスビルの安定収益が下支えしたが、全体の利益をカバーするには至らなかった。
2025年3月期通期の業績見通しは、売上高2兆6,000億円(前年同期比9.1%増)、営業利益3,600億円(同6.0%増)、純利益2,400億円(同6.8%増)と増収増益を見込んでいる。
自社株買いの決定
取得株式数:上限5,000万株(発行済株式総数の1.8%)
取得総額:上限450億円
取得期間:2025年2月10日~2026年1月31日
https://www.asset-alive.com/tech/code2.php?code=8801
台湾には「台湾のシリコンバレー」と呼ばれる新竹サイエンスパークが存在し、半導体産業の一大拠点として知られている。NYCUはこの新竹サイエンスパーク内にキャンパスを構え、最先端半導体分野の研究開発に強みを持つ世界トップクラスの大学だ。一方、ITRIは台湾最大の産業技術研究・開発機関であり、TSMCやUMCなどの大手半導体企業を輩出してきた実績を持つ。
本提携により、NYCUとITRIは半導体人材の育成やサイエンスパーク構築のノウハウを三井不動産に提供する。三井不動産はこれらの知見を活用し、日本型のサイエンスパーク実現を目指す。
特に注目すべきは、三井不動産が半導体関連産業が集積する九州地域でのパーク整備を視野に入れている点だ。近年、台湾積体電路製造(TSMC)の熊本進出を契機に、九州地方では「シリコンアイランド」復活に向けた動きが活発化している。
ソフトバンクグループにプレッシャーをかけたエリオットは、三井不動産株も2.5%保有している。三井不動産は、オリエンタルランドの保有株を98,876,400株から8,682,000株に削減した。保有割合は6.92%から5.91%に減少した。設立時からの投資だが、エリオットががオリエンタルランド株売却と自己株買いを要求しており、株主還元の原資としたようだ。
中期経営計画では、2025年までに営業利益3500億円(22年度実績3054億円)、海外事業利益30%程度(同18.9%)、ROA5%程度(同3.9%)、EPS成長率 7%以上を目指している。株主還元については、総還元性向45%を目途としている。機動的な自社株式取得も表明した。
2025年3月期は2.9%減の2600億円を計画する。賃貸で9億円(0.5%)増の1700億円、分譲で348億円(25.8%)増の1700億円、マネジメントで62億円(9.5%)減の600億円、施設営業で36億円(13.9%)増の300億円、その他で41億円(100%)減の0億円を計画する。(*数字は事業利益)
発行済み株式総数1.43%(4000万株)を自社株買い。取得価額は400億円。取得期間は2024年4月12日~2025年3月31日。
また、年間配当を72円から82円に増配する。新たに策定した長期経営方針「& INNOVATION 2030」における株主還元方針を2024年3月期にも適用し、総還元性向を50%以上に強化。このうち配当性向を35%程度とする。