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2024/12/18 08:22
(6955) FDK 高崎工場でニッケル亜鉛電池の生産能力10倍へ
(6955)FDKが次世代電池事業で大胆な一手を打つ。同社は高崎工場(群馬県高崎市)でニッケル亜鉛電池の生産能力を現在の10倍に引き上げる検討を開始した。この動きは、環境負荷の低い新型電池の量産体制構築を目指す同社の強い意欲を示している。
投資額は数億円で、増強完了後の試作品月産能力は現状比約3倍の3万個になる見通しだ。さらに、25年度以降の本格量産を見据え、月産能力を現在の10倍に引き上げる構想を描いている。
ニッケル亜鉛電池は、鉛蓄電池に比べて軽量で環境負荷が低いという特徴を持つ。FDKは無人搬送車(AGV)の動力用電源やバックアップ電源用途での需要を見込んでいる。
FDKは2030年3月期に売上高800億円を目標としている。ニッケル亜鉛電池を全固体電池と並ぶ次世代電池の一つと位置付け、今後の成長を牽引する事業に育てる考えだ。
投資額は数億円で、増強完了後の試作品月産能力は現状比約3倍の3万個になる見通しだ。さらに、25年度以降の本格量産を見据え、月産能力を現在の10倍に引き上げる構想を描いている。
ニッケル亜鉛電池は、鉛蓄電池に比べて軽量で環境負荷が低いという特徴を持つ。FDKは無人搬送車(AGV)の動力用電源やバックアップ電源用途での需要を見込んでいる。
FDKは2030年3月期に売上高800億円を目標としている。ニッケル亜鉛電池を全固体電池と並ぶ次世代電池の一つと位置付け、今後の成長を牽引する事業に育てる考えだ。