注目銘柄

    [米国株式市況] ダウ大幅続落、一時800ドル超安
    21日のダウ平均は大幅続落となった。司法省の調査を受けていると報じられた米保険大手ユナイテッドヘルス・グループが7%の大幅安となった。ユナイテッドヘルスの診療記録の記入方法が公的医療費の追加負担を招いているとの疑いを持っているという。

    1月の米中古住宅販売件数は前月比で4.9%減と、市場予想の2.6%減を下回った。ミシガン大学消費者態度指数確報値は64.7と1月71.7から低下し、23年11月以来の低水準となり、市場予想の67.8も下回った。さらに1月中古住宅販売件数は前月比で4.9%減と、市場予想の2.6%減を下回ったため、景気減速を懸念して、幅広い銘柄が売られた。

    クアルコムテスラ、インテル、マイクロンテクノロジー、エヌビディアが軒並み安となり、ナスダックも安い。

    アップルは19日に発表した新型スマートフォン「iPhone16e」に、自社設計したモデムチップを初めて搭載したと発表した。モデムチップは各キャリアの製品と互換性が必要で、製造が難しいとされる。アップルはこれまで、法廷闘争を長く繰り広げてきたクアルコムからモデムを調達しており、同社への依存が今後は減ることになる。

    半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造TSMC)はエヌビディアアップルなどの米国企業と取引しており、24年は全収入の7割を北米の顧客から得ていた。

    トランプ氏は輸入半導体に適用する関税率も当初「25%ないしそれ以上」に設定し、その後大幅に引き上げると発言したものの、いつから実行するかは明言していない。

株式情報更新 (2月22日)


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