株テーマ:アップルの関連銘柄
・最新情報
アップルは中国で苦戦しており、1-3月のiPhoneの出荷台数は前年同期比で10%近く減少したようだ。サムスン電子に首位を奪われ、中国の小米(シャオミ)にも追い上げられている。小米は初のEVを約450万円で発売するなど、安さを武器にしているが、アップルの牙城である高機能・高価格のハイエンド・スマホにも進出している。iPhoneは高機能化で価格が高騰し、買い換えサイクルが伸びる傾向にある。設備投資に影響しなければ良いが。
●アップルにまつわる発表や噂
・2020年10月27日、Apple Silicon MacとApple Glass発表の噂
・アップルの2020年4-6月売上は596億ドルで、一株利益も市場予想を上回った。時間外取引で5.7%上昇している。なお8月末に1株を4株に分割することも発表した。
・アップルは、27インチパソコン「iMac」をビデオ会議サービスに対応するよう内蔵カメラやマイクを改良、CPUの性能も高めた。2020年8月4日からアップルストアなどで販売する。日本での価格は、19万4800円から。
・新しいmacOS「macOS Big Sur」のパブリックベータを公開、2020年秋から正式に提供する
・アップルは米国内の270店舗中120店舗を新型コロナで再閉鎖しているが、8月末から少数の店舗を再開する予定
・アップルは2020年9月15日にイベントを開催する。
ウエアラブル端末の「Apple Watch SE」を発表したものの、5G対応iPhoneの発表は見送られた。複数のサブスクリプション(定額制)サービスをまとめた「アップルワン」を発表している。
・アップルは2020年10月13日に特別イベントを開催すると発表した。iPhoneシリーズの発表が確実視されている。
・アップルはAIスピーカーの新製品「ホームボッド・ミニ」を発表した。99ドルの低価格で、アマゾンやグーグルを追撃する。
・アップルは、11月10日午前10時(日本時間11日午前3時)からオンラインで特別イベントを開く。自社開発したCPU「アップルシリコン」を初て搭載するパソコンMacの新機種を発表すると見られている。
・アップルは、有料アプリ開発者に課している30%の配信手数料で、中小事業者向けを2021年1月から15%にすると発表した。対象は、アプリ販売額合計が100万ドル(約1億400万円)以下で、大半の企業や個人が恩恵を受ける。
iPodやiPhoneで携帯端末機市場を席巻。シャープはアップル・スマートフォン向けに中小型液晶パネルラインを1000億円で新設。これまでアップル向けにはi-Podパネルを供給してきた。東芝もアップル向け液晶パネルを増産する。アップル製品の多くは台湾のEMS(電子機器の受託生産会社)が生産しているため、日本の工作機械メーカーへの引き合いも強い。