注目銘柄
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(6526) ソシオネクスト Armデータセンター向けCPU参入の影響
(6526)ソシオネクスト
2052.5 +27.5
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Armデータセンター向けCPU参入の影響
(6526)ソシオネクストは2023年10月、TSMCの2nmプロセス技術とArmの演算サブシステムを組み合わせた32コアCPUチップレットの開発を共同で進めると発表した。このプロジェクトの目標は、大規模データセンター向けサーバーや5G/6Gインフラ向けにスケーラブルなパフォーマンスを提供する半導体ソリューションを開発することにある。
2nmプロセスは現時点で最先端の微細化技術であり、従来の5nmプロセスと比較してトランジスタ密度が約1.3倍向上し、消費電力効率も15%改善が見込まれる。Arm Neoverse V2アーキテクチャを採用することで、AI/MLワークロードやHPC(高性能計算)用途に最適化された演算性能を実現する。特に、データセンター向けASIC市場では、カスタムチップ設計の需要が急増しており、ソシオネクストの技術基盤が競争優位性を発揮する可能性が高い。
北米市場ではBroadcomやMarvell TechnologyがASIC設計受託で圧倒的なシェアを占めるが、ソシオネクストはTSMCの先進プロセスへの早期アクセス権を保有している点も競争力強化に寄与しており、2nm量産開始時には先行してサンプル提供を開始できる体制が整っている。
Armの自社チップ開発がソシオネクストへの逆風という見方もあるが、連携強化による対応策も期待できるだろう。一方的に排除されることはない。
https://www.asset-alive.com/thema/?mode=show&tid=6526
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Armデータセンター向けCPU参入の影響
(6526)ソシオネクストは2023年10月、TSMCの2nmプロセス技術とArmの演算サブシステムを組み合わせた32コアCPUチップレットの開発を共同で進めると発表した。このプロジェクトの目標は、大規模データセンター向けサーバーや5G/6Gインフラ向けにスケーラブルなパフォーマンスを提供する半導体ソリューションを開発することにある。
2nmプロセスは現時点で最先端の微細化技術であり、従来の5nmプロセスと比較してトランジスタ密度が約1.3倍向上し、消費電力効率も15%改善が見込まれる。Arm Neoverse V2アーキテクチャを採用することで、AI/MLワークロードやHPC(高性能計算)用途に最適化された演算性能を実現する。特に、データセンター向けASIC市場では、カスタムチップ設計の需要が急増しており、ソシオネクストの技術基盤が競争優位性を発揮する可能性が高い。
北米市場ではBroadcomやMarvell TechnologyがASIC設計受託で圧倒的なシェアを占めるが、ソシオネクストはTSMCの先進プロセスへの早期アクセス権を保有している点も競争力強化に寄与しており、2nm量産開始時には先行してサンプル提供を開始できる体制が整っている。
Armの自社チップ開発がソシオネクストへの逆風という見方もあるが、連携強化による対応策も期待できるだろう。一方的に排除されることはない。
https://www.asset-alive.com/thema/?mode=show&tid=6526