株テーマ:VR電子部品の関連銘柄
VR(仮想現実)端末は、2021年に8120万台の出荷が予想される成長分野。利用者の動作を検知する加速度センサーやジャイロセンサーの性能が悪いと、車酔いのような症状を示すこともあり、電子部品各社が技術開発を急いでいる。ロームは高感度の磁気センサーをを開発中で、スマホの電子コンパスセンサーを応用するほか、電源ICも手掛ける。TDKも加速度センサーやジャイロセンサーを開発する。アルプスは電気信号を動力に変えるアクチュエイターでコントローラー搭載を目指す。日本電産はVR用端末に精密モーターを供給している。
米フェイスブックは200ドルを切るVR端末「オキュラス・ゴー」を2018年に発売すると発表した。安価でコンピューターとの連動が不要なゴーグル型で、普及に拍車がかかりそうだ。ゲームだけでなく新たな体験ツールとして販売することを重視している。