株テーマ:バイオエタノールの関連銘柄
トウモロコシやサトウキビなどを主な原料とするバイオエタノール関連株。
旭化成は、バイオエタノールから化学品を作り技術を2027年の実用化を目指す。車の部材やレジ袋など樹脂の基礎原料を作る。
住友化学は、2022年4月にエタノールを原料とするエチレンの試験製造設備を千葉工場に新設。生産技術の実証と量産の検討を行い、2025年度の事業化を目指す。
三菱ケミカルは、2022年3月にバイオエタノールを原料とするエチレン、プロピレン、その誘導品の製造・販売を2025年度に開始することを目指し、事業化に向けた検討を開始した。
住友商事は、サトウキビの搾りかす由来のバイオエタノールの生産工場を2025年以降にタイで新設する。
トヨタ自動車は、ENEOS、スズキ、SUBARU、ダイハツ、豊田通商と、カーボンニュートラル技術の効率向上研究のため、次世代グリーンCO2燃料技術研究組合を設立した。食料と競合しない第2世代バイオエタノール燃料の効率的な生産システムの研究や、バイオエタノール燃料製造時に発生するCO2の活用などを、具体的な研究領域とする。