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月面探査車

日米協力で、米国が宇宙関連で最も欲しているのは、トヨタの月面探査車のようだ。米国主導の有人月面探査計画「アルテミス」で、2人の日本人飛行士が月面に降り立つことが決まった。さらに、日本が月面を走る探査車を開発および運用し、その費用を日本が負担することも決まった。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)がトヨタ自動車と共同開発している月面与圧探査車「ルナクルーザー」は、当初からアルテミス計画を見据えて開発されてきた。ルナクルーザーの与圧された居住スペースは4畳半ほどで、ここに2人の飛行士が1カ月連続で滞在できる。

電源には再生型燃料電池を採用し、発電した際に生じる水を電気分解することで、再度水素と酸素を取り出す技術もある。

JAXAとの共同研究は2022年に完了し、現在は2024年の本体開発スタートに向けて、トヨタでは先行開発のフェーズにあるという。三菱重工と、システムレベルで開発そのものに一緒に連携して取り組んでいくことを確認している。

「ルナクルーザー」とはトヨタの愛称であり、正式には「有人与圧ローバ」という。、地上に近い環境を作り出した「与圧キャビン」という密閉空間を持つため、重力が地上の6分の1、昼は気温が120度まで上がり、夜はマイナス170度まで冷える過酷な環境においても、従来の月面車のように船外活動服を着用する必要がない。

月面探査車開発でタイヤを担当するのがブリヂストンで、オール金属でタイヤを作った。

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株式情報更新 (11月23日)


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