4062 イビデン
2025年4月1日 株価 | |||
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始値
4,027円
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高値
4,132円
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安値
4,001円
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終値
4,056円
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出来高
1,459,200株
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オシレータ分析 | トレンド分析 | 予想レンジ | |
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予想高値
4,600円
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予想安値
3,500円
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オシレータ分析

オシレータ系指標は、相場の強弱動向を表した指標で、日々の市場の値動きから、株価の水準とは無関係に売り・買いを探ります。
売買シグナルは 内にまたはで表示されます。
RSI | 9日 27.86 | RCI |
9日 -68.33 13日 -54.95 |
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ボリンジャーバンド |
+2σ 5036.17 -2σ 3420.11 |
ストキャススロー |
S%D 64.37 %D 34.48 |
ストキャスファースト |
%K 14.16 %D 34.48 |
ボリュームレシオ | 14日 53.94 |
移動平均乖離率 | 25日 -3.46 | サイコロジカル | 12日 50 |
トレンド分析

トレンド系指標は、相場の方向性・強さを判断する指標で、中長期の分析・予測に使われます。トレンド転換時は内にまたはで表示されます。現在のトレンドはまたはで表示されます。
DMI | MACD | ゴールデンクロス | |||
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5日移動平均(位置) | 5日移動平均(向き) | 25日移動平均(位置) | |||
25日移動平均(向き) | パラボリック |
チャート分析

酒田五法や一目均衡表などローソク足変化シグナル(当日示現のみ)は、内にまたはで表示されます。独自のHAL指数で高値圏、安値圏を判定し、実戦的なシグナルです。
十字足 | はらみ十字 | 上ひげ・下ひげ |
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出会い線 | 三点童子 | 三点童子(安値・高値) |
包み足 | 赤三兵・黒三兵 | 並び赤・並び黒 |
明けの明星・宵の明星 | 三役好転・三役逆転 | 雲上抜け・下抜け |
転換線上抜け・下抜け | 遅行線上抜け・下抜け | 五陽連・五陰連 |
4062 イビデンの投資戦略
4062 イビデンの株価は、オシレーター系指標では中立圏で推移しています。トレンド系指標は下降トレンド継続中で、戻り売りゾーンです。オシレータ系指標は「買われ過ぎ」、「売られ過ぎ」を示すテクニカル指標の総称です。一定の範囲で動くため振り子系指標とも呼ばれます。RSIやストキャスティクスが代表的です。トレンドフォロー系指標は、株価が上がり続けると指標も上がり、下がり続けると指標も下がるタイプです。移動平均やMACDが代表的です。
4062 イビデンのテクニカル売買シグナル
株式売買シグナルが点灯しています。このページ下部のオシレーター分析、トレンド分析、チャート分析でご確認ください。オシレーター分析、チャート分析では変化点をキャッチした日に売り買いサインが点灯、トレンド分析では現在の方向を矢印で示します。
4062 イビデンの関連ニュース
特殊炭素製品は、シリコンウエハーの製造工程で重要な役割を果たす。耐熱性や耐食性に優れ、半導体の微細化・高性能化に不可欠な素材として需要が増している。イビデンは、主力としてきたパッケージ基板事業に加え、炭素製品事業の拡大を進めている。
今回の設備投資は、国内工場の生産能力増強を中心に進める。これにより、半導体メーカーからの旺盛な需要に応えるとともに、安定供給の体制を整える狙いがある。
半導体市場は、生成AIの普及やデータセンターの拡大などを背景に成長を続けている。特に先端プロセス向けの高純度材料の重要性が高まっており、素材メーカー各社は供給能力の拡充を急いでいる。4062イビデンもこの流れを捉え、事業の成長基盤を強化する方針だ。
https://www.asset-alive.com/thema/?mode=show&tid=4062
イビデンは独自の技術と生産能力を駆使し、エヌビディアの高性能AIチップに対応する基板を製造している。これにより、同社はAIサーバー市場において確固たる地位を築いている。2025年も続くと予想されるAIブームを背景に、エヌビディアをはじめとしたAIサーバー向け需要は急増しているが、現時点では供給が追いつかない状況だ。
こうした需要に対応するため、イビデンは大規模な増産投資を進めている。しかし、市場拡大のスピードは予想を上回る勢いで進んでおり、増産体制が整った後でも供給不足が続く可能性が指摘されている。この状況は同社の成長ポテンシャルの高さを示す一方で、さらなる設備投資の必要性も浮き彫りにしている。
イビデンのICパッケージ基板事業は収益の大黒柱となっており、エヌビディアとの取引強化や増産計画が進む中、業績のさらなる拡大が期待される。株価は4000円の下値の節目に接近している。
https://www.asset-alive.com/tech/code2.php?code=4062
イビデンは、2026年3月期の設備投資額を1000億円規模とする計画を明らかにした。この巨額投資の主な目的は、AIサーバー向けICパッケージ基板の増産だ。岐阜県の大垣中央工場の設備を改造し、AIサーバー向けICパッケージ基板の生産体制を強化する。この投資により、生産能力を現在比で約4割増加させる計画だ。
さらに、イビデンは岐阜県大野町に新工場を建設する計画も進めている。この新工場は、AIサーバー向けICパッケージ基板の需要拡大に対応するためのもの6。
イビデンの積極投資の背景には、台湾TSMCとの連携深化がある。TSMCは世界最大の半導体受託生産企業であり、イビデンはTSMCとの関係強化を通じて、半導体業界での地位を確固たるものにしようとしている。この大型投資により、イビデンは2026年3月期に売上高の大幅な増加を見込んでいる。
電子事業では、パソコンや汎用サーバー向け製品の需要減少により売上高は減少したが、生成AI用サーバー向けの高付加価値製品が好調だったことで営業利益は増加した。セラミック事業では、中国経済減速の影響を受けたものの、為替効果などにより営業利益は増加した。
通期の連結業績予想については下方修正を行い、売上高を従来予想比5.1%減の3,700億円、営業利益を4.8%減の400億円、経常利益を4.8%減の400億円、親会社株主に帰属する当期純利益を7.7%減の240億円とした。
イビデンは、電子事業において生成AI関連など一部は好調が見込まれるものの、電子事業全体の本格的な市場回復が当初予想より弱含みで推移すると見込まれることから、通期予想を修正したとしている。
この新事業は、岐阜県揖斐川町にある大垣北事業場で展開される。イビデンは、自動車産業の電動化が進む中で、成長が見込まれるEV市場に向けた新たな製品ラインを確立することで、事業ポートフォリオの拡大を図っている。
イビデンの2023年度の売上高は3705億円、営業利益は475億円である。EV電池安全部材の量産による100億円の売上高目標は、全体の売上高の約3%に相当し、新規事業としては意欲的な目標設定である。
この動きは、イビデンが掲げる中期経営計画の一環であり、特に「新規事業の拡大」という戦略目標に沿ったものである。電動車向け新製品の安定量産による事業拡大を目指しており、今回のEV電池安全部材の量産はその具体的な取り組みの一つと位置付けられる
パソコンや汎用サーバー向けICパッケージ基板の需要が低迷する一方で、AIサーバー向けの需要が好調に推移していることに対応している。今回の新工場建設により、イビデンはAIサーバー向けICパッケージ基板の生産能力を大幅に増強し、需要の拡大に迅速に対応していく考えだ。
新工場の建設に伴い、イビデンは2025年3月期の連結業績予想において、この工場の立ち上げ費用を計上し、増収減益を見込んでいる。これにより、短期的な利益は減少する見込みだが、長期的には収益基盤の強化が期待される。
イビデンは、半導体市場の本格的な回復を見据え、AIサーバー向けICパッケージ基板事業への投資を積極的に進めている。これにより、収益基盤の強化を図り、競争力をさらに高めることを目指している。イビデンにとって重要な戦略的投資であり、AIサーバー市場の成長に対応するための重要なステップとなる。
2024年度の下期以降は、AI分野の更なる成長に加えてハイパースケーラーの投資回復により、汎用サーバー向けを含む高機能ICパッケージ基板全体の需要回復が見込まれる。想定為替レートは1ドル=140円。設備投資は1850億円で、うち1700億円を電子部門に集中投資する。
パソコンや汎用サーバー向けは回復が遅れているが、エヌビディアにもパッケージ基板を供給し、世界トップシェアにある。AI向け半導体パッケージ基板は発注から供給まで1年かかる状況のようだ。これに対応する新工場は25年度下期から稼働を始める。
2025年3月期は17.9%減の420億円を計画する。電子事業においては、2024年度の下期以降にAI分野の更なる成長に加え、ハイパースケーラーの投資回復により、汎用サーバー向けを含む高性能ICパッケージ基盤全体の需要回復を見込む。