エヌビディアは2月26日に2025年度第4四半期（2024年11月-2025年1月期）の決算を発表する予定だ。市場の注目は業績見通しと株価への影響に集まっている。

アナリストの予想によると、第4四半期の売上高は前年同期比72.52%増の381.32億ドル、EPSは前年同期比62.8%増の0.84ドルとなる見込みだ。これは引き続き高い成長率を示しているものの、過去数四半期と比較すると成長の減速が見られる。

前四半期に過去最高の263億ドルを記録したデータセンター事業は、第4四半期には295.3億ドルに達すると予想されている7。世界中のデータセンターがAIによる近代化を進めていることが背景にある。

11-1月期から出荷が始まったAI開発向け半導体システム「Blackwell」が、数十億ドル規模で収入増に貢献する可能性がある。一方で、トランプ政権下での輸出規制への対応が、成長に影響を与える可能性がある。決算発表後の市場の反応が注目される。