注目銘柄
2022/8/10 10:45
京セラは、鹿児島県に150億円を投じて、MLCC(積層セラミックコンデンサー)の新工場を建設する。MLCCの生産シェアでは村田製作所や太陽誘電などに劣後するが、京セラはスマートフォンに使われる小型大容量のコンデンサに強い。23年春に着工し、24年の稼働を予定しており、26年のフル稼働時には年間200億円の生産能力となる模様。生産能力は2割増となり、2026年3月期にコンデンサの売上高を22年3月期比2倍の2000億円とする計画。電子部品事業全体では売上高を29年3月期に現在に比べて約5割増の5000億円目標を掲げている。
京セラは、従来110億円を投じて、MLCC中心の半導体関連工場2棟を建設するとしていたが、需給が逼迫し、引き合いも強いため、追加投資に踏み切るようだ。21年には今後3年間で鹿児島、ベトナムの生産拠点に1000億円以上を投じる計画も明らかにしていた。
京セラは、従来110億円を投じて、MLCC中心の半導体関連工場2棟を建設するとしていたが、需給が逼迫し、引き合いも強いため、追加投資に踏み切るようだ。21年には今後3年間で鹿児島、ベトナムの生産拠点に1000億円以上を投じる計画も明らかにしていた。