注目銘柄
2022/1/27 15:38
(7751) キヤノン 21年12月期の営業利益は155%増 22年12月期は17.8%増を計画
キヤノンの2021年12月期の営業利益は155%増の2819億円となった。通期は2720億円を計画しており、計画を上回った。
セグメント別では、オフィス向け複合機などプリンティングビジネスユニットの利益は53.1%増の2330億円。オフィス向け複合機は半導体不足の影響も需要は回復。消耗品もオフィス稼働率の回復が寄与した。
デジカメなどイメージングビジネスユニットの利益は1484%増の785億円。レンズ交換式カメラが半導体不足で前年並み。RFレンズが大きな伸び。カメラネットワークが防犯や災害監視に加え、人の密度把握など多様化した。
X線診断装置などのメディカルビジネスユニットの利益は34.3%増の343億円。半導体不足やコンテナ不足が影響するも、医療現場の通常化で販売は好調。日本と北米を中心にCT装置や超音波診断装置が伸びた。
センサーや車載、メモリー向け半導体露光装置などのインダストリアルその他ビジネスユニットの利益は105%増の447億円。半導体露光装置はセンサーやメモリー向けなどの需要を捉え増加。FPD露光装置はノートPCやタブレット等のパネル需要増で増加した。なお新規事業のための先行投資を第3四半期に行っている。
2022年12月期の営業利益は17.8%増の3320億円を計画する。期前半は半導体不足や物流逼迫の影響を想定するも、オフィス向け複合機はオフィス稼働率の回復で需要増加、デジカメは半導体不足によるバックオーダーも影響し販売増加、医療機器は2021年度の政府支援で増加した需要の反動減があるも、堅調に推移、半導体露光装置は旺盛な需要が継続すると想定している。
キヤノンの株価は1.8%安の2775.5円で推移している。
セグメント別では、オフィス向け複合機などプリンティングビジネスユニットの利益は53.1%増の2330億円。オフィス向け複合機は半導体不足の影響も需要は回復。消耗品もオフィス稼働率の回復が寄与した。
デジカメなどイメージングビジネスユニットの利益は1484%増の785億円。レンズ交換式カメラが半導体不足で前年並み。RFレンズが大きな伸び。カメラネットワークが防犯や災害監視に加え、人の密度把握など多様化した。
X線診断装置などのメディカルビジネスユニットの利益は34.3%増の343億円。半導体不足やコンテナ不足が影響するも、医療現場の通常化で販売は好調。日本と北米を中心にCT装置や超音波診断装置が伸びた。
センサーや車載、メモリー向け半導体露光装置などのインダストリアルその他ビジネスユニットの利益は105%増の447億円。半導体露光装置はセンサーやメモリー向けなどの需要を捉え増加。FPD露光装置はノートPCやタブレット等のパネル需要増で増加した。なお新規事業のための先行投資を第3四半期に行っている。
2022年12月期の営業利益は17.8%増の3320億円を計画する。期前半は半導体不足や物流逼迫の影響を想定するも、オフィス向け複合機はオフィス稼働率の回復で需要増加、デジカメは半導体不足によるバックオーダーも影響し販売増加、医療機器は2021年度の政府支援で増加した需要の反動減があるも、堅調に推移、半導体露光装置は旺盛な需要が継続すると想定している。
キヤノンの株価は1.8%安の2775.5円で推移している。