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2024/12/3 09:49
(6361) 荏原 世界シェア2位を誇る化学的機械研磨(CMP)装置が好調 AI向け市場に商機
(6361)荏原製作所の半導体製造装置関連事業が好調な業績を示している。特に、同社が世界シェア2位を誇る化学的機械研磨(CMP)装置が注目を集めている。荏原が世界で初めて考案した「ドライイン/ドライアウト」コンセプトも、CMP市場拡大の要因となった。これにより、装置内で研磨・洗浄・乾燥まで行うことが可能となり、クリーンルーム内にCMP装置を設置できるようになった。
CMP装置市場において、荏原は37.0%のシェアを占め、世界第2位の地位を確立している。市場首位は米国のアプライドマテリアルズで52.6%のシェアを持つ。新生産棟の稼働により、CMP装置の生産能力は現状の1.5倍以上に拡大する見込みだ。
半導体市場は現在、AIチップ需要に牽引され活況を呈している。特に、データセンター向けGPUやAI ASIC市場は2029年までに2330億米ドル規模に成長すると予測されている。世界のCMP装置市場規模は2021年に50億米ドルだったが、2030年には90億米ドルに拡大すると予測されている。年平均成長率(CAGR)は7%だ。
CMP装置市場において、荏原は37.0%のシェアを占め、世界第2位の地位を確立している。市場首位は米国のアプライドマテリアルズで52.6%のシェアを持つ。新生産棟の稼働により、CMP装置の生産能力は現状の1.5倍以上に拡大する見込みだ。
半導体市場は現在、AIチップ需要に牽引され活況を呈している。特に、データセンター向けGPUやAI ASIC市場は2029年までに2330億米ドル規模に成長すると予測されている。世界のCMP装置市場規模は2021年に50億米ドルだったが、2030年には90億米ドルに拡大すると予測されている。年平均成長率(CAGR)は7%だ。