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    AIが世界を変える
    世界の各地で「関ヶ原の戦い」が起こっている。勝った方が天下総取りの大激戦だ。生成AIに続いて、火蓋を切ったのはウインドウズパソコン。(9984)ソフトバンクグループ傘下のアームのレネ・ハースCEOは、今後5年以内にウィンドウズ・パソコンの市場シェアの50%以上を確保するという目標を表明した。

    AMD(アメリカン・マイクロ・デバイセス)も黙っていない。アジア最大級のICT見本市「COMPUTEX(コンピュテックス)」で、ウインドウズ11などを搭載したノートPC向けで第3世代「RyzenAI」を7月から提供することも明らかにした。正しくインテルが草刈場になっている。

    競争はイノベーションを生み、株価上昇をもたらすのは必然だ。ソフトバンクグループとアームが本命と見られるが、オフラインでAIが使える時代がやってくる。AIパソコンの登場は象徴的な出来事だ。

    そのため、「パソコンを発明し直す」と意気込む、マイクロソフトのビジネスモデルの変革も急加速している。マイクロソフトは、エヌビディアやTSMC、アームなどとの協業関係を強化し、なりふり構わず援軍を強化している。

    AIパソコンの次にはエヌビディアを打ち負かすAI半導体競争が待ち受ける。この面でもアームの優位性は変わるまい。「エヌビディアに出来ることは我々にも出来る」と豪語したことを忘れない。

株式情報更新 (9月20日)


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