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2024/3/15 08:45
(6526) ソシオネクスト 中国向けが底打ちし、拡大傾向
ソシオネクストの業態は半導体設計のアームに似ているが、値動きはエヌビディアに左右されている。業績面では台湾メディアテックが参考になりそうだ。
台湾メディアテックは、半導体の製造施設を持たないファブレスの半導体メーカーで、製造はTSMCなどに委託している。年間15億台以上のコネクテッドデバイスを提供し、スマートフォンやテレビ向けチップの世界シェアは1位となっている。。
2023年7~9月期決算は、売上高は22.6%減の1100億台湾ドル、純利益が前年同期比40.3%減の184億台湾ドル(約850億円)と、4四半期連続の減収減益となった。中国のスマートフォンメーカー向けの需要低迷が響いた。
2023年10~12月決算は、売上高が前年同期比19.7%増の1295億台湾ドル(約6000億円)、純利益が38.9%増の256億台湾ドルで、5四半期ぶりの増収増益となった。中国需要の底打ちが要因となっている。
ソシオネクストの2023年10~12月売上高が前年同期比6.1%減の527億円、営業利益は47.3%増の93億円、純利益は同4.3%減の50億円で減収減益となっていた。中国向け売上比率は約2割で、中国向けが底打ちし、拡大傾向になっている。データセンター/ネットワーク分野の売上高構成比率から6ポイント増の38%と最も高く、スマートデバイス分野が同1ポイント減の21%となっていた。
7ナノや5ナノなどの先端プロセスを使用したカスタムSoC(System on Chip)の一部において開発が完了し、量産段階に移行する。3~7ナノが売上高の4割を占めており、次第に最先端半導体設計会社としての、地位を向上させよう。
台湾メディアテックは、半導体の製造施設を持たないファブレスの半導体メーカーで、製造はTSMCなどに委託している。年間15億台以上のコネクテッドデバイスを提供し、スマートフォンやテレビ向けチップの世界シェアは1位となっている。。
2023年7~9月期決算は、売上高は22.6%減の1100億台湾ドル、純利益が前年同期比40.3%減の184億台湾ドル(約850億円)と、4四半期連続の減収減益となった。中国のスマートフォンメーカー向けの需要低迷が響いた。
2023年10~12月決算は、売上高が前年同期比19.7%増の1295億台湾ドル(約6000億円)、純利益が38.9%増の256億台湾ドルで、5四半期ぶりの増収増益となった。中国需要の底打ちが要因となっている。
ソシオネクストの2023年10~12月売上高が前年同期比6.1%減の527億円、営業利益は47.3%増の93億円、純利益は同4.3%減の50億円で減収減益となっていた。中国向け売上比率は約2割で、中国向けが底打ちし、拡大傾向になっている。データセンター/ネットワーク分野の売上高構成比率から6ポイント増の38%と最も高く、スマートデバイス分野が同1ポイント減の21%となっていた。
7ナノや5ナノなどの先端プロセスを使用したカスタムSoC(System on Chip)の一部において開発が完了し、量産段階に移行する。3~7ナノが売上高の4割を占めており、次第に最先端半導体設計会社としての、地位を向上させよう。