富士フイルムは、極端紫外線(EUV)
レジスト事業を本格的に立ち上げ、2024年までに世界シェア10%を目指すと、報じられている。45億円を投じてEUVプロセスに対応した最先端の評価装置を静岡工場に導入しており、昨年10月から稼働に入っている。
半導体メーカーの採用に目処がついたようだ。
フォトレジスト全体ではJSR、東京応化、信越化学、住友化学、富士フイルムの国内5社が主要メーカで、世界シェアの9割を握っている。富士フイルムのシェアは10%程度と見られ、EUV
レジストでも同程度のシェアを確保する計画。最大の注目点はヘルスケア事業の成長度合いだが、EUV関連でも存在感を高めている。