株テーマ:美容家電の関連銘柄
家電の中でも美容機器の成長が期待されている。資生堂はに美顔器大手のヤーマンによる合弁会社で、美顔器と美容液の新ブランド「エフェクティム」を2021年春から日本、中国で発売する。花王もパナソニックと高性能噴射機器を共同開発し、保湿効果を高めている。
ヤーマンは、2022年3月11日に4月通期純利益を43億円から49億円に上方修正したものの、進捗率が86%に達していることから、さらなる業績上振れが期待できる。家電量販店向けや中国向けの美容機器が大きく伸びている。
I-neは、ヘアケアの「ボタニスト」と、美容家電「サロニア」を展開している。MTGは、「シックスパッド」など健康美容機器手がける。
エレコムは、ティーエスシー(テスコム電機グループ)の全株式を取得し、子会社化する。取得額は96億円。テスコム電機グループは、ヘアドライヤーやヘアアイロンをはじめとした美容家電製品の主要プレーヤーとしての市場での認知を確立しており、ホットプレートやミキサー等の調理家電の領域においても市場でのシェアを確立している。