株テーマ:大坂なおみの関連銘柄
2018年の全米オープンテニスで優勝し、2019年の全豪オープンでも優勝し、日本人選手初の世界ランク1位のテニスプレーヤーとなった。スポンサー料も高額で、アディダスとは10億円近い契約と報じられている。
所属契約をしている日清食品がメインスポンサーで、日清食品は錦織圭も所属し、カップヌードルを前面に世界戦略を立てている。両選手はWOWOWのテニス・イメージキャラクターでも契約している。ヨネックスは大坂選手が10才の頃から用具契約で支援、シチズンや日産自動車のブランドアンバサダーとしても契約している。資生堂は「サンケア」を中心にブランドアドバイザー契約、森永製菓は栄養面でゼリーなどを提供している。
2020年の全米オープンテニスは8月31日〜9月13日に開催される。女子シングルス世界ランキング10位の大坂なおみは第4シード。ウエスタン・アンド・サザン・オープンでは、決勝進出を決めたが、左太もも裏のけがのため決勝を棄権しており、不安が残る。初戦は世界ランク81位の土居美咲との日本人対決でフルセットの末勝ち進んだ。2回戦は74位のカミラ・ジョルジにストレートで快勝。第1シードのプリスコバが敗退したため、優勝予想オッズで首位に立った。3回戦も勝ち、3年連続で4回戦に進出した。
女子シングルス4回戦も快勝し、ベスト8進出を決めた。準々決勝では過去3戦全敗だったシェルビー・ロジャースにストレート勝ちし、2年ぶりのベスト4となり、最新世界ランキングで7位以上の復帰を決定的とした。準決勝では、ジェニファー・ブレイディを7-6、3-6、6-3で下し、2年ぶりの決勝進出を果たした。決勝は、日本時間13日午前5時。大坂なおみは、全米オープンでビクトリア・アザレンカを1-6、6-3、6-3で下し、2年ぶり2度目の優勝を果たした。
優勝賞金は300万ドル(3億1800万円)。最新世界ランキングは、9位から3位に急浮上した。
米タイム誌は、大坂なおみを「世界で最も影響力のある100人」に2年連続で選出した。全米オープンで2回目の優勝を果たしたことや、人種差別に抗議の意思を示し続けたことを評価した。
2021年の全豪オープンは第3シードで登場、順調に勝ち進みベスト4に進んだ。準決勝はセリーナ・ウィリアムズと対戦する。準決勝でも好調を保ち、ストレート勝ちで2年ぶりの決勝進出を決めた。決勝もストレート勝ちで、2年ぶり2回目の優勝を飾った。