株テーマ:毛髪再生の関連銘柄
毛髪再生医療関連株。毛髪再生医療は、髪の毛そのものを移植するのではなく、髪の毛を成長させる細胞もしくは組織だけを取り出す手法で、資生堂と京セラが開発している。資生堂は毛球部毛根鞘細胞を培養、京セラは上皮細胞と毛乳頭細胞を抽出して培養する手法でどちらも毛髪の成長の元となる組織をつくる。2020年までには実用化を目指している。
トレンダーズは、2023年8月にレプリテックと業務提携し、再生医療領域に本格参入すると発表した。レプリテックが独自開発した幹細胞培養上清液の毛髪再生治療活用に向け、トレンダーズの事業提携先である自由診療クリニックでの評価を2023年9月から開始する。
理化学研究所と再生医療ベンチャーのオーガンテクノロジーズが、髪の毛を作る「毛包」という器官を人工的に大量に作る技術を確立したと発表した。オーガンテクノロジーズは2008年に大塚化学の出資で設立されている。アジュバンコスメジャパンは美容室、理容室、エステティックサロン向けにシャンプーなどのヘアケア商品を販売しているが、理研及びオーガンテクノロジーズと2018年10月まで共同研究契約を締結している。2020年には保険適用外の自由診療として普及させる目標。2023年2月には小林製薬がオーガンテックに出資している。