株テーマ:ヘリオス(加齢黄斑変性)の関連銘柄

ヘリオスは旧日本網膜研究所で、iPS細胞をヒトに移植する臨床試験で使用する「網膜細胞シート」を作製。大日本住友製薬、新日本科学などが出資している。テラはiPS 細胞を用いたがん免疫細胞療法の開発で業務提携。ヘリオスは理化学研究所認定ベンチャーとして設立され、iPS細胞から分化誘導した網膜細胞による「加齢黄斑変性」の新たな治療法につき、世界で第一号の承認取得を目指している。2015年6月16日にマザーズへ上場した。

2019年4月18日、理研が他人から作ったiPS細胞で、目の難病である加齢黄斑変性での、術後1年の経過を発表した。5人の患者に移植したが、1人に軽い拒絶反応があったものの、細胞のがん化も見られず、安全性が確認できた。高橋プロジェクトリーダーは、安全性を確認する目標は達成されたと述べ、今後は治療の実用化に向けた企業の治験が始まる予定。iPS細胞による加齢黄斑変性の治療では、ヘリオスが早期治験開始を目指している。

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