6146 ディスコ
2024年11月21日 株価 | |||
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42,240円
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42,990円
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40,880円
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42,380円
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4,926,500株
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オシレータ分析 | トレンド分析 | 予想レンジ | |
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45,000円
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39,000円
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オシレータ分析
オシレータ系指標は、相場の強弱動向を表した指標で、日々の市場の値動きから、株価の水準とは無関係に売り・買いを探ります。
売買シグナルは 内にまたはで表示されます。
RSI | 9日 37.5 | RCI |
9日 -38.33 13日 -75.27 |
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ボリンジャーバンド |
+2σ 46279.42 -2σ 32112.58 |
ストキャススロー |
S%D 57.39 %D 33.1 |
ストキャスファースト |
%K 47.27 %D 33.1 |
ボリュームレシオ | 14日 42.18 |
移動平均乖離率 | 25日 1.66 | サイコロジカル | 12日 41.67 |
トレンド分析
トレンド系指標は、相場の方向性・強さを判断する指標で、中長期の分析・予測に使われます。トレンド転換時は内にまたはで表示されます。現在のトレンドはまたはで表示されます。
DMI | MACD | ゴールデンクロス | |||
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5日移動平均(位置) | 5日移動平均(向き) | 25日移動平均(位置) | |||
25日移動平均(向き) | パラボリック |
チャート分析
酒田五法や一目均衡表などローソク足変化シグナル(当日示現のみ)は、内にまたはで表示されます。独自のHAL指数で高値圏、安値圏を判定し、実戦的なシグナルです。
十字足 | はらみ十字 | 上ひげ・下ひげ |
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出会い線 | 三点童子 | 三点童子(安値・高値) |
包み足 | 赤三兵・黒三兵 | 並び赤・並び黒 |
明けの明星・宵の明星 | 三役好転・三役逆転 | 雲上抜け・下抜け |
転換線上抜け・下抜け | 遅行線上抜け・下抜け | 五陽連・五陰連 |
6146 ディスコの投資戦略
6146 ディスコの株価は、オシレーター系指標では中立圏で推移しています。トレンド系指標は上昇トレンド継続中で、押し目買いゾーンです。オシレータ系指標は「買われ過ぎ」、「売られ過ぎ」を示すテクニカル指標の総称です。一定の範囲で動くため振り子系指標とも呼ばれます。RSIやストキャスティクスが代表的です。トレンドフォロー系指標は、株価が上がり続けると指標も上がり、下がり続けると指標も下がるタイプです。移動平均やMACDが代表的です。
6146 ディスコのテクニカル売買シグナル
株式売買シグナルが点灯しています。このページ下部のオシレーター分析、トレンド分析、チャート分析でご確認ください。オシレーター分析、チャート分析では変化点をキャッチした日に売り買いサインが点灯、トレンド分析では現在の方向を矢印で示します。
6146 ディスコの関連ニュース
スマホやPC向け半導体の設備投資が低調な一方、生成AI関連の需要拡大など特定用途で積極的な設備投資の動きがあり、精密加工装置は付加価値の高い製品を中心に堅調、消耗品の精密加工ツールも高水準で、出荷額は半期ベースで過去最高を記録したとしている。
3Qは38.1%増の1046億円を計画する。
ディスコの株価は1.47%安の35580円で推移している。
スマホやPC向け半導体の設備投資が低調な一方、生成AI関連の需要拡大など特定の用途における積極的な設備投資の動きがあり、精密加工装置、精密加工ツールの出荷が堅調に推移した。
チップレット技術の登場で、10年後には装置の販売額に占める後工程向けの比率は約30%と、現在から倍増する見通しだが、その後工程にも前工程メーカーが進出するのが現状だ。後工程への出荷も増えている。
ディスコは、ダイシング工程で使われるダイシングソーで約7割と、圧倒的な世界シェア首位だ。レーザーを含めた新しい加工方法を活用していくことで、これまでとは全く違う加工スピードや品質を実現することが出来る。
AIやパワー半導体向けが業績を支えることに変わりなく、円安も業績を押し上げることで、7万円大台を目指しそうだ。
また、個別出荷額は857億円となった。精密加工装置においては生成AI関連等の需要が堅調に推移。消耗品である精密加工ツールでは、顧客の設備稼働率などに連想して高水準の需要が継続した。
HBM用のグラインダーは精度を高める必要があり、通常のDDR向けよりも、価格が4-5倍と言われている。
前工程では(8035)東京エレクトロンのボンディング装置も需要が高まっている。HBM4の時代になると、ハイブリッドボンディング技術が必要となるため、ライバルのラムリサーチより優位性があると見られる。
KABRAであれば、ウエハーの上方からレーザーを照射するので、大口径のウエハーでも短時間で加工できるという。SiCウエハーで150mm品をインゴットから切り出す場合、ワイヤソーを用いる方法ではウエハー1枚当たり約3時間かかるのに対して、KABRAでは約10分で済むという。
ディスコの装置は口径200mm品に対応済みで、海外主要企業が使い始め、導入が加速する可能性が出ている。
8層から12層へHBMが進化する。ここまでウェハを薄く削る技術はディスコを置いて他にないと見られる。
エヌビディアが業績拡大を伴って、新値を更新するようなら、AI半導体関連株は一斉蜂起するというシナリオの確度が上がる。HBMの売り切れは前兆のように見える。日本株も後工程中心に保有株を増やすことだ。
コンセンサスに届かないのが、下落の理由だが、生成AIやパワー半導体向けの装置需要が堅調で、四半期として過去最高を見込む。市場動向との連動性が高い出荷額は前年同期比3割超増の935億円と、過去最高水準を予想する。
ディスコは、四半期ごとに業績予想を公表し、通期の見通しを開示していないが、通期市場予想は営業利益で1639億円(前期1214億円)と見られる。
2025年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益は49.8%増の272億円を計画する。売上高は第1四半期としては過去最高の753億円、出荷額は935億円を予想している。
モルガン・スタンレーでは、中期成長ドライバとして期待してたSiCウェーハ加工用のKABRA! zenと、ウェーハ薄化グラインダに対する期待感が大きく高まったことなどを理由とした。KABRAは、レーザを連続的に照射することで、分離層(KABRA層)を任意の深さに形成し、このKABRA 層を起点に剥離・ウェーハ化するインゴットスライス加工で、多結晶のあらゆるSiC インゴットに適用できる。
メモリメーカー各社のHBMのさらなる生産計画拡大があり、生成AI関連事業の24年3月期及び25年3月期合計の事業規模は23年10月時点の500億円から大幅に上振れ、800億円以上と推定している。2025年下期からHBM4用の装置の売上拡大に期待し、27年3月期に従来予想の1000億円から2000億円を上回る売上を推定している。
SiCウェーハ加工装置KABRA! zenも中国市場への拡販開始し、27年3月期のSiC関連事業の売上規模を1000億円に倍増するとしている。
ディスコは、半導体製造装置の主要部品である砥石のシェアで世界トップクラス。近年は、半導体製造装置の需要増加に対応するため、砥石の生産能力を拡大する取り組みを進めてきた。現在は広島県に2カ所、長野県に1カ所の工場を持つ。既存工場の生産設備を新工場棟に集約するようだ。
今回の新工場建設により、ディスコの砥石の生産能力は、35年までに現在の約14倍に高まる見通し。半導体メーカーの国内外での生産拡張をにらみ、供給体制を整える。過去10年で消耗品の売上高は約3倍に増えているが、消耗品は交換し続けるため、大規模な投資に踏み切る。ディスコは、半導体ウエハーを「切る、削る、磨く」という分野のグラインダー(研削装置)やダイサー(切断装置)で7~8割の市場シェアを持つと見られる。