注目銘柄

    アンモニア関連株 2026年に向けて注目したい3銘柄
    アンモニアは燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出しないクリーンエネルギーとされ、政府は2030年に300万トン、2050年に3000万トンを導入する目標を掲げる。主に石炭火力発電、工業炉、船舶用エンジンなどの分野で利用が見込まれている。

    既に年100万トンの国内需要があることや、大量生産手法も確立されていることから、脱炭素燃料として有望な水素と比べて当面は安く調達できる公算が大きいとされ、今後注目しておきたいテーマとなる。

    そこで、株テーマ「アンモニア」関連株から2026年に向けて注目されそうな3銘柄をピックアップした。


    ■2026年に向けて注目したい3銘柄


    ・6016ジャパンエンジンコーポレーション
    ジャパンエンジンコーポレーションなど4社は、2022年9月に研究開発中のアンモニア燃料アンモニア輸送船について、一般社団法人日本海事協会から基本設計承認を取得。2026年度の実証運航実現に不可欠となる代替設計承認を見据える。


    ・5463丸一鋼管
    水素やアンモニアを運ぶインフラ需要が見込まれるステンレスシームレス鋼管や配管用ステンレス溶接管への設備投資を実施。投資額は260億円で、稼働は2027年以降を予定する。


    ・1964中外炉工業
    2026年度をめどに都市ガスに代わり、アンモニアを燃料とする工業炉を実用化するもよう。大阪大学と本来は燃えにくいアンモニアと空気を混ぜて、効率よく燃焼する技術を開発。国内CO2排出量の6%を占める工業炉の環境負荷を抑える。



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株式情報更新 (3月5日)


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