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    エヌビディアの2-4月期売上高見通し、予想を上回る
    エヌビディアは2024年11月~25年1月期決算を発表した。売上は393億ドル、1株利益は0.89ドルといずれも市場予想を上回った。部門別の売上高をみると、データセンター事業が前年比93%増の356億ドル(市場予想は336億5000万ドル)となり、特にAI向けの需要が引き続き急成長している。一方、ゲーム事業の売上は25億ドルと市場予想(32億ドル)を下回り、前年比11%の減少となった。

    市場予想では、売上高が前年同期比72%増の381億ドルと、昨年11月に示した会社予想(375億ドル)を上回る見通しだった。特別項目を除く1株利益は0.85ドルと予想されていた。

    次四半期(Q1 2026)ガイダンス
    売上高見通し:430億ドル±2%(市場予想420.5億ドル、最高480億ドル)
    調整後粗利益率:71.0%±0.5%(市場予想72.1%)
    調整後営業費用:36億ドル

    通期(FY2025)業績
    売上高:1,305億ドル(市場予想1,292.8億ドル、前年比114%増)

    「Blackwell AIスーパーコンピュータ」が初の四半期で数十億ドルの売上を達成したことを発表し、AI市場における圧倒的な競争力を改めて示した。データセンター事業は四半期ベースで16%増、前年比では93%増と驚異的な成長を遂げており、AI需要の強さを象徴するものとなっている。

    株価は通常取引時間中に3.67%上昇し、131.28ドルとなった。時間外取引では強弱感が対立している。

株式情報更新 (3月10日)


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