注目銘柄

    注目銘柄 2024/12/16 07:41
    (4901) 富士フイルム HD 韓国に新工場建設で半導体材料事業を強化
    (4901)富士フイルムホールディングスは、韓国忠清南道天安市において、半導体製造に用いる研磨剤「CMPスラリー」の生産能力を強化する新棟を建設する。投資額は数十億円規模に上り、同拠点の生産能力を約3割増加させる狙いだ。量産開始は2027年春を目指している。

    韓国では、SKハイニックスやサムスン電子が生成AI(人工知能)用途の高性能メモリー「HBM(広帯域メモリー)」の開発競争を繰り広げており、半導体材料の需要増加が見込まれている。米調査会社ガートナーによれば、HBM市場は2025年に約3兆2000億円規模へと拡大し、前年比7割増となる見通しだ。これに伴い、半導体接合部の研磨に必要なCMPスラリーの需要も高まると予測されている。

    同社は12月5日にも熊本県菊陽町の半導体材料工場に約20億円を投じ、CMPスラリーの生産設備を増強すると発表している。この熊本拠点は台湾積体電路製造TSMC)の工場近隣に位置し、日本国内でも重要な供給拠点となっている。

    富士フイルムグループは半導体材料事業を成長分野と位置づけており、2027年3月期までの3年間で累計1700億円をこの分野に投じる計画だ。同社はCMPスラリー以外にもフォトレジストやポストCMPクリーナーなど幅広い製品群を展開し、高付加価値製品の開発と市場投入を進めている。

株式情報更新 (4月3日)


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