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2024/12/13 08:07
(6702) 富士通 事業再編加速で子会社譲渡を推進、パラボリック陽転
事業再編加速で子会社譲渡を推進、パラボリック陽転
(6702)富士通は、コンタクトセンターやITサポート事業を手がける完全子会社の富士通コミュニケーションサービス(CSL)の全株式を、パーソルグループに譲渡することで合意した。株式譲渡は2025年2月3日を予定している。CSLは1994年設立で、2024年3月期の売上高は239億円、従業員数は4,400名だ
富士通は非中核事業と位置付ける関連企業の売却を進めており、富士通ゼネラルやFDKなどの上場子会社についても売却を検討中だ。時田隆仁社長は「中途半端なことはしない」と述べ、全株式の売却を目指す姿勢を示している。デジタルトランスフォーメーション(DX)関連など中核事業に経営資源を集中させる。
富士通はまた、半導体パッケージ製造を手がける子会社の新光電気工業の全株式を、産業革新投資機構(JIC)を中心とする企業連合に約2,850億円で売却することを決定した。この売却により富士通の連結業績への影響は大きい。
富士通は今後も事業の選択と集中を進め、収益性の向上と成長戦略の実現を目指していく方針だ。株価は10月に高値3189円をつけた後、調整局面にあるが、昨日パラボリックが陽転した。今後一目均衡表では雲のねじれの位置を迎えるため、再騰のチャンスとなりそうだ。
(6702)富士通は、コンタクトセンターやITサポート事業を手がける完全子会社の富士通コミュニケーションサービス(CSL)の全株式を、パーソルグループに譲渡することで合意した。株式譲渡は2025年2月3日を予定している。CSLは1994年設立で、2024年3月期の売上高は239億円、従業員数は4,400名だ
富士通は非中核事業と位置付ける関連企業の売却を進めており、富士通ゼネラルやFDKなどの上場子会社についても売却を検討中だ。時田隆仁社長は「中途半端なことはしない」と述べ、全株式の売却を目指す姿勢を示している。デジタルトランスフォーメーション(DX)関連など中核事業に経営資源を集中させる。
富士通はまた、半導体パッケージ製造を手がける子会社の新光電気工業の全株式を、産業革新投資機構(JIC)を中心とする企業連合に約2,850億円で売却することを決定した。この売却により富士通の連結業績への影響は大きい。
富士通は今後も事業の選択と集中を進め、収益性の向上と成長戦略の実現を目指していく方針だ。株価は10月に高値3189円をつけた後、調整局面にあるが、昨日パラボリックが陽転した。今後一目均衡表では雲のねじれの位置を迎えるため、再騰のチャンスとなりそうだ。