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    2023/3/17 10:39
    (5801) 古河電気工業 小型・小型衛星の開発に参入
    古河電工と東京大学は、人工衛星に関する社会連携講座を開設し、3年間の共同研究を開始する。古河電工は光学技術・放熱技術・電源技術などを活用し、今後大量に製造が必要になる小型・小型衛星の開発・製造・供給体制を構築・強化し、競争力のある衛星サービスを生み出す。古河電工は新たな事業領域の一つとして宇宙領域への展開を推進しており、光ファイバケーブルやファイバレーザなどのフォトニクス技術、ヒートパイプなどの放熱技術、電源技術、設計などを活かして、宇宙領域における機器の小型化や通信の高速化・大容量化に対応する。

    世界の人工衛星市場では小型・小型衛星の利用拡大が期待され、特に地球観測や通信インフラの構築で、2030年で100億円規模の事業創出を目指す。古河電工はJAXA(宇宙航空研究開発機構)と、GaN(窒化ガリウム)パワーデバイスを活用し、小型衛星向け次世代電気推進機(ホールスラスタ)用の電源も開発している。2026年度以降の次世代ホールスラスタ電源の事業化を目指す。

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