4－9月売上は20％増の1392億円、営業利益は37.3％増の548億円、純利益は42.3％増の406億円となった。売上高は半期ベースで過去最高で、営業利益率も39.5％と高水準で、営業利益は日系予想の530億円を上回った。精密加工装置においてはグラインダを中心に高水準の出荷が継続し、消耗品である精密加工ツールの出荷も底堅い。配当性向が25％のため中間配当は255円から282円に引き上げる。

4－12月売上は2066億円、営業利益は798億円、純利益は584億円を計画する。4－12月期の出荷額は、2205億円と予想している。半導体工場の稼働が高水準で、ウエハーをチップに切り分けるダイサー（切断装置）、薄く削るグラインダー（研削装置）の販売が好調を持続する。想定為替レートを1ドル＝135円としており、円安も利益を押し上げる。