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    FLOSFIA(フロスフィア)が、23年夏までに月数十万個のGaO(酸化ガリウム)パワーデバイス生産体制を構築
    GaO(酸化ガリウム)パワーデバイスを開発する京都大学発のスタートアップ「FLOSFIA(フロスフィア)」が、23年夏までに月数十万個の生産体制を構築し、車部品メーカーに供給する。基板に酸化ガリウムを使う第3世代の製品で、現在主流の半導体に比べて電力の損失を7割減らせ、EVに使うと消費電力が1割ほど少なくなり、航続距離も約1割伸びる。独自の成膜技術「ミストドライ法」を持ち、ミストドライ法以外で、安定的なα型酸化ガリウムを作るのは難しいとされている。

    中核技術となる酸化ガリウムの結晶成長などのプロセスは自社工場で請け負い、モジュール化などは外部企業に委託する計画で、2030年をメドに売上1000億円という目標を掲げている。FLOSFIAは200件以上を特許として権利化し、出願数は600件を超えている。


    「FLOSFIA(フロスフィア)」出資企業
    4185 JSR
    4471 三洋化成工業
    6367 ダイキン工業
    6902 デンソー
    7011 三菱重工業

株式情報更新 (11月23日)


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