注目銘柄
2021/12/7 10:28
(7751) キヤノン 画像センサー「SPAD(単一光子アバランシェダイオード)」を開発
キヤノンは、暗闇でも高画質でカラー撮影できる画像センサー「SPAD(単一光子アバランシェダイオード)」を開発した。センサーの画素数が従来SPADの3倍超の320万画素と世界最高となっている。22年後半にも量産を始め、キヤノン製の防犯カメラに搭載して23年にも市場に投入する方針。他社にも供給するため、210億円で新工場を建設する。ただし、監視カメラの世界シェアは4位のパナソニックでも1.8%に留まっており、世界展開は厳しそうだ。
SPADは高解像度かつ高速撮影で、三次元画像を撮像することが出来るため、CMOS(相補性金属酸化膜半導体)センサーに代わって、自動運転のライダーへの採用期待が高い。ソニーは2022年3月からサンプル出荷を開始する。CMOSセンサーの製造プロセスを使えることで、コスト優位もありそうだ。アップルのタブレット端末「iPad Pro」やスマートフォン「iPhone 12 Pro」にはソニー製SPADが採用されている模様だが、自動車メーカーの採用にはまだハードルが高い。
SPADは高解像度かつ高速撮影で、三次元画像を撮像することが出来るため、CMOS(相補性金属酸化膜半導体)センサーに代わって、自動運転のライダーへの採用期待が高い。ソニーは2022年3月からサンプル出荷を開始する。CMOSセンサーの製造プロセスを使えることで、コスト優位もありそうだ。アップルのタブレット端末「iPad Pro」やスマートフォン「iPhone 12 Pro」にはソニー製SPADが採用されている模様だが、自動車メーカーの採用にはまだハードルが高い。