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    上方修正 2021/11/4 15:15
    (4901) 富士フイルム HD 通期営業利益を10%上方修正 ヘルスケアや高機能材料を中心に好調
    富士フイルムホールディングスは2022年3月期の営業利益を2000億円から2200億円と10%上方修正した。ヘルスケア、高機能材料を中心に業績が好調に推移し増益となる見通し。
    また、2022年3月期第2四半期(4-9月)の営業利益は91%増の1078億円となった。

    セグメント別では、ヘルスケアの営業利益は152%増の470億円。メディカルシステム事業では新型コロナ関連に有用な製品の需要拡大などで増加。X線画像診断分野では日本での新型コロナ関連需要やアジア・欧州を中心に需要が旺盛だった。バイオCDMO事業では米国拠点での新型コロナワクチン候補の原薬製造が寄与した。

    マテリアルズの営業利益は46.7%増の392億円。電子材料事業では半導体需要の増加でフォトレジストなどが好調。ディスプレイ材料事業ではテレビやスマホの需要増で高機能フィルムが好調だった。

    イメージングの営業利益は124億円。コンシューマーイメージングではインスタントフォトシステムなどが好調。プロフェッショナルイメージングではミラーレスデジタルカメラの販売好調が継続した。

    富士フイルムホールディングスの株価は4.7%高の9503円で推移している。

株式情報更新 (11月23日)


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