注目銘柄
2021/11/1 15:50
(5201) AGC 通期営業利益を11.1%上方修正 塩化ビニル樹脂の市況の高水準などが寄与
AGCは2021年12月期の営業利益を1800億円から2000億円と11.1%上方修正した。コロナ禍で落ち込んだ事業の業績が回復基調。塩化ビニル樹脂の市況が高水準で推移することから増益となる見通し。
また、2021年12月期第3四半期(1-9月)の営業利益は265.5%増の1483億円となった。
セグメント別では、ガラスの営業利益は253億円(前年は▲219億円)。建築用ガラスでは欧州・インドネシアを中心に出荷が増加。自動車ガラスでは半導体不足の影響を受けるも、全ての地域で出荷が増加した。
電子の営業利益は10.2%減の245億円。ディスプレイでは液晶用ガラス基盤の新規立ち上げで減価償却費が増加。電子部材では半導体関連製品の新規設備立ち上げなどで減価償却費が増加した。
化学品の営業利益は195.3%増の960億円。東南アジアで塩化ビニル樹脂の販売価格の上昇などが寄与した。
AGCの株価は3.35%高の5860円で推移している。
また、2021年12月期第3四半期(1-9月)の営業利益は265.5%増の1483億円となった。
セグメント別では、ガラスの営業利益は253億円(前年は▲219億円)。建築用ガラスでは欧州・インドネシアを中心に出荷が増加。自動車ガラスでは半導体不足の影響を受けるも、全ての地域で出荷が増加した。
電子の営業利益は10.2%減の245億円。ディスプレイでは液晶用ガラス基盤の新規立ち上げで減価償却費が増加。電子部材では半導体関連製品の新規設備立ち上げなどで減価償却費が増加した。
化学品の営業利益は195.3%増の960億円。東南アジアで塩化ビニル樹脂の販売価格の上昇などが寄与した。
AGCの株価は3.35%高の5860円で推移している。