昭和電工の1-9月期経常利益は19.8%減の1075億円となった。進捗率は75.7%。
化学品セグメントの営業利益は24.5%減の95億円。アクリロニトリルは市況が下落し減収。情報電子科学事業では
半導体・ディスプレイ業界の生産調整を受けて減収。産業ガス事業と機能性化学品事業は小幅増となった。
無機セグメントは13.3%減の849億円。
黒鉛電極事業で欧州を中心とする鉄鋼生産の鈍化などから受給が悪化し販売数量が減少した。エレクトロニクスセグメントは72.5%減の29億円。
データセンター向け出荷がIT投資の減速を受けて減速し販売数量が減少した。
昭和電工の株価は35円高の3145円で推移している。