注目銘柄

(9104) 商船三井 欧米のタンクターミナル大手LBC社を約2,605億円で買収
(9104)商船三井は、欧州および米国で化学品を中心にタンクターミナルを運営するオランダのLBCタンク・ターミナルズの全持分を約2,605億円(約17億1,500万米ドル)で取得する契約を締結した。
LBC社は、欧州のアントワープとロッテルダム、米国湾岸地域のヒューストン、フリーポート、バトンルージュに計7つのターミナルを運営し、総容量約300万立方メートルのタンクや関連施設を保有する、化学品取扱いで世界有数のタンクターミナル企業だ。
商船三井は、2019年のNordic Tankers、2024年のFairfield Chemical Carriersの株式取得を通じて、ケミカルタンカー事業を拡大してきた。今回の買収により、陸上保管機能を獲得し、海上輸送からタンクコンテナを利用した小口輸送まで対応可能な「ケミカルトータルロジスティクスサービス」体制を構築し、化学品物流分野でのグローバルリーダーを目指すとしている。
また、脱炭素社会の実現に向け、アンモニアやCO?の輸送需要の拡大が見込まれる中、陸上貯蔵ビジネスを新たに取り入れることで、次世代エネルギー事業展開を加速させる方針である。
LBC社は、欧州のアントワープとロッテルダム、米国湾岸地域のヒューストン、フリーポート、バトンルージュに計7つのターミナルを運営し、総容量約300万立方メートルのタンクや関連施設を保有する、化学品取扱いで世界有数のタンクターミナル企業だ。
商船三井は、2019年のNordic Tankers、2024年のFairfield Chemical Carriersの株式取得を通じて、ケミカルタンカー事業を拡大してきた。今回の買収により、陸上保管機能を獲得し、海上輸送からタンクコンテナを利用した小口輸送まで対応可能な「ケミカルトータルロジスティクスサービス」体制を構築し、化学品物流分野でのグローバルリーダーを目指すとしている。
また、脱炭素社会の実現に向け、アンモニアやCO?の輸送需要の拡大が見込まれる中、陸上貯蔵ビジネスを新たに取り入れることで、次世代エネルギー事業展開を加速させる方針である。