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2025/1/15 15:52
(4974) タカラバイオ 米バイオベンチャーを買収 空間解析技術の獲得へ
(4974)タカラバイオは15日、米国のバイオテクノロジーベンチャー企業キュリオバイオサイエンスの全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。買収額は約157億円で、最大235億円の追加支払いも予定されている。
キュリオは空間トランスクリプトーム解析(空間解析)用の先進的な試薬を開発しており、独自技術であるDNAバーコードビーズを用いた高密度・高解像度な空間解析を可能にする製品を提供している。
タカラバイオは、この買収によりキュリオの空間解析の基本技術と自社の遺伝子工学技術・遺伝子解析技術を組み合わせ、高いシナジー効果を創出する狙いだ。具体的には、様々なシングルセル解析装置等に適合する汎用試薬の開発や、キュリオの製品と自社製品を組み合わせた高品質製品の開発、キュリオの製品を用いた空間解析受託サービスの拡充などを推進する方針だ。
次世代シーケンシング(NGS)市場は、単純なNGS解析からシングルセル解析、さらには空間解析へとシフトしていくと予測されている。タカラバイオは2017年にシングルセル解析装置を発売し、2023年には空間解析の受託解析サービスを開始するなど、NGS市場のトレンドを捉えた事業展開を図ってきた。
https://www.asset-alive.com/tech/code2.php?code=4974
キュリオは空間トランスクリプトーム解析(空間解析)用の先進的な試薬を開発しており、独自技術であるDNAバーコードビーズを用いた高密度・高解像度な空間解析を可能にする製品を提供している。
タカラバイオは、この買収によりキュリオの空間解析の基本技術と自社の遺伝子工学技術・遺伝子解析技術を組み合わせ、高いシナジー効果を創出する狙いだ。具体的には、様々なシングルセル解析装置等に適合する汎用試薬の開発や、キュリオの製品と自社製品を組み合わせた高品質製品の開発、キュリオの製品を用いた空間解析受託サービスの拡充などを推進する方針だ。
次世代シーケンシング(NGS)市場は、単純なNGS解析からシングルセル解析、さらには空間解析へとシフトしていくと予測されている。タカラバイオは2017年にシングルセル解析装置を発売し、2023年には空間解析の受託解析サービスを開始するなど、NGS市場のトレンドを捉えた事業展開を図ってきた。
https://www.asset-alive.com/tech/code2.php?code=4974