株テーマ:遺伝子解析サービスの関連銘柄
遺伝子解析サービス関連銘柄。遺伝子解析サービスは、遺伝子を分析して体質や病気にかかる可能性などを判定するサービス。技術の進歩で費用が下落し、市場が拡大している。個人ゲノムの解読は、米国立ヒトゲノム研究所(NHGRI)が示す目安では、2001年の約1億ドル(約110億円)から現在は約1000ドル(約11万円)となっているという。注目の遺伝子解析サービス関連銘柄を一覧でまとめ。
コニカミノルタは、遺伝子診断の精度を飛躍的に向上させるために世界で初めて商用化した生殖細胞系列遺伝子変異を評価するRNA検査が医療機関から高い評価を受け、遺伝子検査の受託数が大幅に増加。更なる事業拡大を目指して、検診機関向けサービスを本格展開するための準備を進める。
ディー・エヌ・エーは、遺伝子検査サービス「マイコード」を展開。楽天は、遺伝子検査サービスのジェネシスヘルスケアと資本提携。また、自社の各種サービスで取得したデータと遺伝子の相関性を研究する組織も設立した。中外製薬は、遺伝子検査から患者に最適な抗がん剤を選ぶサービスの販売準備を進める。ユーグレナ傘下のジーンクエストとヤフーは、九州大学とがん患者の治療法の選択に遺伝子検査を利用する共同研究を実施する。タカラバイオは「Axiomジャポニカアレイ(R)NEO」を活用した遺伝子解析サービスを開始した。
タカラバイオは、新型コロナウイルスの遺伝子解析受託サービスを開始する。自治体や研究機関向けで、最短2週間で結果が出る。新型コロナウイルスは変異を繰り返しており、感染経路を追跡し、感染拡大防止に役立てる。
日立製作所は、微量の血液に含まれる遺伝子から疾病の予兆を見つけるサービスなどを実用化する。