株テーマ:インフルエンザ薬の関連銘柄

インフルエンザ治療薬の関連銘柄。主なインフルエンザ治療薬はロシュの「タミフル」、国内では中外製薬が販売。グラクソスミスクラインの「リレンザ」の二品目が有力。国内では中外製薬(ロシュ)の「タミフル」、第一三共の「イナビル」、塩野義製薬の「ゾフルーザ」が主力。国内インフルエンザHAワクチン製造メーカーは、上場企業では第一三共、デンカ生研。

塩野義製薬はA型又はB型インフルエンザウイルス感染症を対象に、厚労省の医薬品先駆け精度品目に「ゾフルーザ」が指定。2018年2月に製造認可され、3月に販売を開始した。1回の投与で治療できるため、2018年度(18年4月~19年3月)では263億円を売上、トップとなった。米国、台湾でも販売している。第一三共の「イナビル」は口から吸いこむタイプの粉末薬で、1回吸うだけで効果がある。

「アビガン(ファビピラビル)」は富士フイルム富山化学が2012年3月に錠剤タイプの新しい抗インフルエンザウイルス薬として製造承認を受けており、他の抗インフルエンザ薬が無効又は効果不十分である場合に備える。成人にはファビピラビルとして1日目は1回1600mgを1日2回、2日目から5日目は1回600mgを1日2回経口投与し、総投与期間は5日間とされている。


インフルエンザワクチンの開発では、NECは、2023年9月にインフルエンザを対象としたユニバーサルワクチンの設計技術開発がAMEDの令和5年度「ワクチン・新規モダリティ研究開発事業」に採択されたと発表した。複数の最先端AIを活用して広範なインフルエンザウイルス種に有効な免疫原性領域を特定し、ユニバーサルワクチンを設計する。対象は季節性インフルエンザに加え、将来パンデミックリスクがあるとされる新型インフルエンザも視野。プロジェクト開始から1年以内でワクチンの設計までを完了し、非臨床POC取得を目指す。

田辺三菱製薬はたばこの葉でインフルエンザワクチンを造る新技術を開発。日東電工は阪大微生物研究会とインフルエンザワクチンを開発し、製品化を目指すなどの動きがある。

インフルエンザ薬 関連銘柄

インフルエンザ薬 関連テーマ

感染症:パンデミック
インフルエンザ薬 ECMO(人工心肺装置) エボラ出血熱 オゾン 化学防護服 空気清浄機 抗体検査・抗原検査 コロナウイルス(COVID、SARS、MERS) サーモグラフィー サル痘(エムポックス) 人工呼吸器 テレワーク・遠隔医療 デング熱 鳥インフルエンザ はしか パルスオキシメーター PCR検査・臨床検査 変異株PCR検査 調剤薬局 ワクチン投与キット

株式情報更新 (11月21日)


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