注目銘柄
2024/4/18 06:30
(6302) 住友重機械工業 イオン注入装置に期待
総合重機大手だが、変減速機や射出成形機など量産機械が主力で、一般商船の建造からも撤退する。自衛隊に納入している機関銃からも撤退する。住友重機械工業は2019年度までライセンス生産で、機銃4922丁を生産したが、独自開発した5.56ミリ機銃が採用されても量産を辞退すると申し出ており、防衛関連としての位置づけも薄くなっている。
その中で、半導体製造装置のイオン注入装置に期待が高まっている。22年には120億円を投じて、新工場を竣工させた。イオン注入装置は、半導体素子構造の材料となるシリコンウエハに、加速させたイオンを注入する装置で、電気製品の中に搭載されている半導体デバイスの製造に不可欠だ。
イオン注入装置全体では、巨人アプライド・マテリアルズの足元にも及ばず、世界シェアは1割程度だが、スマートフォンや車載用カメラなどに使うイメージセンサー用ではシェアは5割を超え、生成AI向け半導体需要も出ている。まずはPBR1倍回復がターゲットだが、このところ高値圏でも陽線が多く、史上最高値の5220円を目指す動きも期待出来そうだ。
その中で、半導体製造装置のイオン注入装置に期待が高まっている。22年には120億円を投じて、新工場を竣工させた。イオン注入装置は、半導体素子構造の材料となるシリコンウエハに、加速させたイオンを注入する装置で、電気製品の中に搭載されている半導体デバイスの製造に不可欠だ。
イオン注入装置全体では、巨人アプライド・マテリアルズの足元にも及ばず、世界シェアは1割程度だが、スマートフォンや車載用カメラなどに使うイメージセンサー用ではシェアは5割を超え、生成AI向け半導体需要も出ている。まずはPBR1倍回復がターゲットだが、このところ高値圏でも陽線が多く、史上最高値の5220円を目指す動きも期待出来そうだ。